四谷怪談

2015年07月31日 23:59

四つ家児童遊園

雑司が谷と同じ都立霊園が在る台東区の谷中が、
“幽霊”で街興しをするという記事を読みました。

それでは、
雑司が谷に幽霊話がないのかということなんですが、あります。

わたしも班長を務めたことがある地域の自治会が主催して、
毎朝ラジオ体操を行っています。

会場は、「雑司が谷二丁目四つ家児童遊園」という公園ですが、
この「四つ家」という名は、この辺りの古い地名から採られました。

嘉永6年作製の「雑司ヶ谷音羽絵図」を見ると、
雑司が谷の我が家の在る辺りを「四家町」と称していたようです。

この「四家町」が、鶴屋南北の「東海道四谷怪談」の舞台なのであります。

四谷怪談」は、
多くの怪談のなかでも飛び切り有名なお話ですが、
元禄時代に、実際に起こった事件を基に創作されたのだそうです。
有名なのは鶴屋南北の「東海道四谷怪談」や三遊亭圓朝の落語です。

実在したお岩さんが、現在の新宿区四谷に住んでいたことから、
四谷怪談」の四谷は新宿の四谷という話になっているようですが、
鶴屋南北の描いた歌舞伎「東海道四谷怪談」の“よつや”は、
新宿区の四谷ではなく、豊島区の四家町のことなんであります。

わたしたちが暮らしている雑司が谷は、
いまも昔も、人間くさい土地柄なのであります。




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