「怪談 牡丹燈籠」

2015年07月11日 23:59

牡丹燈籠

入船亭扇橋師匠が、昨日亡くなったのだそうです。

入船亭扇橋さんは、モチロン落語家ですが、落語協会の相談役でもあり、
盟友・柳家小三治さんのマクラに度々登場するキャラクターでした。

その入船亭扇橋さんが宗匠を務めていらした、
「東京やなぎ句会」というものがあります。

小沢昭一桂米朝永六輔加藤武柳家小三治矢野誠一大西信行
といったそうそうたる人たちの句会です。

きょうは、その「東京やなぎ句会」のメンバー、
劇作家・大西信行さんがお書きになったお芝居「怪談 牡丹燈籠」を観てきました。

三遊亭圓朝は、明治の落語家にして落語作家でしたが、
三遊亭圓朝は、現代落語の祖とも謂うべき人です。
その三遊亭圓朝の創作落語に「怪談 牡丹燈籠」があります。
その落語を基にしたのが、きょう観たお芝居、大西信行・作「怪談 牡丹燈籠」です。

三遊亭圓朝は、
現代落語の人情噺や怪談噺などを確立させたと謂われております。

文七元結」、「芝浜」といった人情話や、
死神」といったグリム童話を翻案した噺、
牡丹燈籠」、「真景累ヶ淵」、「怪談乳房榎」などの怪談噺を創りました。

お芝居の「怪談 牡丹燈籠」は、
大西信行さんが、文学座杉村春子さんに請われて翻案し、1974年に初演されました。
その公演が定番となって歌舞伎でも上演されるようになりましたが、
それが、きょう観た「怪談 牡丹燈籠」です。

怪談 牡丹燈籠」といえば、
杉村春子さんと北村和夫さんの名演が思い出されますが、
きょうは、坂東玉三郎さんと市川中車さんの「牡丹灯籠」でした。

落語の「牡丹燈籠」は、
話せば何時間もかかる大作ですから、なかなか演る落語家がいません。
ですから、「牡丹燈籠」は、お芝居だと思っている方も少なくないでしょう。


余談ですが、
笑点」の司会者にして落語家の桂歌丸さんは、
新作落語の演者だと思っておられる方も多いと思いますが、
実は、三遊亭圓朝の古典落語に拘っている噺家でもあります。
桂歌丸さんの「牡丹燈籠」は力演でありますよ。

いずれにしても、
牡丹燈籠」は、恐ろしい幽霊の話ではありますが、
ホントは、生きている人間が真に怖ろしいのだという話であります。

きょうは、まご娘を連れて観に行きましたが、
5歳の目には、どのように映ったでしょうか?


それにしましても、小三治さんもお寂しくなりますねぇ・・。

合掌

スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://coachhide.blog73.fc2.com/tb.php/2422-a7769979
    この記事へのトラックバック


    最新記事