鬼子母神伝説

2015年05月07日 23:59

鬼子母神堂

「鬼子母神」と書いて、「きしもじん」と読みます。

「神」という字が入っていることから、
「鬼子母神堂」を、「神社」と勘違いする人がおりますが、
「鬼子母神」は、「神道」でいう「神さま」ではなく、
「鬼子母神」は、「仏教」でいう「神さま」であります。

鬼子母神は、子育て・安産の神さまであります。

我が家の近くにも在ることから、
むかしから、日常的にお参りしている場所であり、
実際、我が家のこどもたちを護っていただきましたし、
ことし5歳になる孫も、産まれて約2ヶ月経ったとき、
初宮参りの祈願をしていただきました。

かみさんは、
毎日、散歩の途中でお参りしているようですし、
わたしも、前を通るときにはお参りします。

鬼子母神像

それにしても、
「鬼子母神」とは、妙な名の神さまであります。


そこで、
わたしが知っている鬼子母神伝説です。

鬼子母神は、
或る神さまの娘で、美しい女神でした。
或る神さまに嫁いで、千人もの子どもを産みました。

しかし、
人間の子をさらっては食べていました。
人間たちは、鬼子母神を怖れて憎んでおりましたが、
子どもたちをさらわれる苦しみから、お釈迦様に相談をしました。

お釈迦様は、
鬼子母神が最も可愛がっていた一番下の子を、
神通力によって隠してしまいました。

鬼子母神は、
嘆き悲しみ、気も狂わんばかりに子を探し回りましたが、
見つけることができず、お釈迦様にすがりました。

すると、お釈迦様は、
「千人の子どものうち一人の子がいなくなっただけで、
おまえはこのように嘆き悲しみ私に助けを求めている。
おまえに子を食われた人の親の悲しみがどれほどであったか、
いまのおまえにも解るのではないか?」と諭されました。

そして、
「子どもへの愛情に、鬼神と人間の差はないのだ」と訓え、
鬼子母神の元に子を返したのでした。

鬼子母神は改心し、以後子どもの守護神になったということです。

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