「舟を編む」

2015年04月05日 20:46


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松田龍平、宮崎あおい 他

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三浦しをん著「舟を編む

小説は、読んだことがありません。

舟を編む」は映画化され、
映画「舟を編む」は、深夜のテレビ放送で観ました。

ゆうべで、確か3度目だと思います。


舟を編む」の内容です。(ネタバレは控えます)

大手出版社・玄武書房の辞書編集部では、
中型国語辞典「大渡海」の編集を進めていました。

玄武書房を定年退職し嘱託となった荒木。
その後継者として指名された馬諦(まじめ)。
企画や宣伝の仕事に魅力を感じている西岡。
編集部員たちを支えている契約社員の佐々木。
そして、辞書の監修をしている国語学者の松本。

主人公は、周りから変人扱いされる馬諦(まじめ)ですが、
理解者は、馬諦が長年住んでいる下宿の大家のタケばあさん。
タケばあさんの孫娘で、タケばあさんと同居しはじめる
板前見習いで、馬諦が恋をする香具矢(かぐや)。
西岡の恋人である麗美。
ファッション誌から辞典編集部の配属になり戸惑う新人・みどり。
予算を削りながらも、辞書編集部を存続させる局長・村越。
国語学者である夫・松本を理解し、看病する妻・千恵。

辞書という言葉の海を渡るための舟を編むが如く、
辞書作りに14年間をかける人々と、それを支える人々が織りなす、
“言葉”にまつわる美しい物語です。


この物語は、
Windows95が発売された1995年からの14年間を描いていますが、
その年を境にして、人間のコミュニケーションは画期的に変わりました。
この設定は、偶然とは思えません。

あれから20年。
阪神淡路大震災、オウム真理教の一連の事件、東日本大震災、原発事故を経て、
わたしたちは、言葉をどのように編んで発したらよいのでしょうか?


渡辺美佐子さん(タケばあさん)と、
加藤剛さん(国語学者・松本)が出演されていますが、
お二人とも、ほんとうにいいお仕事をしていらっしゃいます。

その加藤剛さんが演じられた国語学者・松本先生の言葉です。

言葉の海。
人は辞書と言う舟でその海を渡り、
自分の気持ちを的確に表す言葉を探します。
誰かと繋がりたくて広大な海を渡ろうとする人たちに捧げる辞書、
それが大渡海。




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(2015/03/13)
三浦 しをん

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