家具屋姫騒動

2015年03月27日 17:30

新橋演舞場の3月公演「スーパー喜劇 かぐや姫」は、
3月31日の昼公演までつづき、
4月5日には大阪松竹座の初日を迎えます。

この「かぐや姫」は喜劇ですが、
家具屋の騒動が、面白可笑しく報道されております。

他人の不幸は蜜の味ということなのでしょうか?


さて、家具屋の創業者で一族の父親でもある会長と、
一族の長女である二代目・社長との経営方針をめぐる対立が、
上場企業の経営自体を揺るがす事態です。

その争点を大雑把に捉えれば、
旧来、創業者である会長が独自の販売戦略で成功させたビジネスモデルと、
現・社長が打ち出した新たな販売戦略を基にしたビジネスモデルと云えます。

顧客を、お得意様や会員として捉え、個別に高級家具を販売する方法と、
誰もが顧客になれるように敷居を低くし、低価格でも販売しようとする方法。

抽象的な表現をするなら、家具屋としての独自性を深めるか、
家具屋として、新たなビズネスモデルを構築するのか、といった違いでしょうか。

「高級感」「会員制」「個別対応」をキーワードにした独自性。
「大衆性」「手頃価格・低価格の設定」「融通」といった成長戦略。
このような分け方で表現することもできるでしょう。

門外漢のわたしの個人的な見解など価値はありませんが、
わたしは、独自性を重視する経営方針に魅力を感じます。

マンネリ化や、成功体験への拘りといった懸念はあるものの、
他に追随するような経営方針の転換リスクのほうが怖いからです。

この家具屋がここまで成功したのは、
たぶん他がマネできない、独自のビジネスモデルをもっていたからでしょう。

そのビジネスモデルを転換させて、
他を意識し他と競合するビジネスを成功に導くのは難しいと思うのです。


それにしても、
こうなる前に、取締役一人ひとりにコーチがついていたらと思います。
或は、ファミリービジネスアドバイザーがついていたらと思います。

どちら側の経営方針が通ったとしても、
今回の騒動で負った損失は膨大なものになるでしょう。

だって、家族(ファミリー)間で揉めている会社から、
家族のための家具を買おうとは思いませんからね。

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