ハンムラビ法典

2015年02月09日 21:03

古代オリエント博物館

中学生のみなさんへの問題です。

世界四大文明と云えば、
エジプト文明インダス文明黄河(中国)文明と、もう一つは何文明でしょうか?

そう!メソポタミア文明です。

そして、世界四大文明は、
全て河の流域にできて発展した文明だと覚えてください。 


さて、
我が家の風呂場から見える池袋のサンシャインシティの中に、
「古代オリエント博物館」が在ります。

世界最古の文明と謂われる、
エジプトや中東、西アジア地域といった古代オリエントを紹介している施設です。


ところで、その古代オリエントの地をめぐる
復讐と報復の連鎖が止まりません。むしろ拡大しています。

ペルシャ湾の北、現在のイラク南部メソポタミアの地に在った
バビロニア王国を、紀元前1792年から1750年に統治した、
ハンムラビ王が発布したと謂われる掟や決まりを記した法典、
ハンムラビ法典というものがあります。
法典といっても、紙ではなく石碑に全文が刻まれています。
「古代オリエント博物館」には、実寸大の複製が展示されていて、
その全文を見ることができます。わたしは読めませんでしたケド 

目には目、歯には歯」という件が有名ですが、
目には目、歯には歯が何なのか意味をご存知でしょうか?

少し調べてみれば解ることですが、
目には目を、歯には歯を」と訳された法典の主旨は、
「やられたら、やりかえせ」というものではありません。

まして、
「やられたら、倍返しだ!」などというものではありません。

ハンムラビ王の時代のバビロニアでは、
上層階級と一般階級と奴隷という3つの階層から成っていました。

目には目、歯には歯」という「同害復讐」の原則が適用されるのは、
加害者と被害者が同じ上層階級同士だった場合に限られていたのだそうです。
それ以外の場合は、「金銭による償い」が求められたというのです。

また、上層階級の「目には目、歯には歯」のケースであっても、
被害者が自らの手で、加害者に罰を下すことは出来なかったようです。

また、「目には目」とは、
「目をやられたら、“罰の限界”は目までにしなさい」するもので、
単なる同害復讐や倍返しを戒め、報復の連鎖を防ごうとする掟だったようです。

また、この法典の内容と同じ記述が、
旧約聖書新約聖書にも、福音として同様に記されているといいます。


当時、バビロニアは他民族が入り混じった国家でした。

しかし、
当時世界でも有数の進歩的な文明国家であった証拠に、
何世紀にもわたって、繁栄しつづけました。

そんな国の規範となったのが、この法典だったのだとしたら、
現代の、この混沌とした世界を治めるヒントが、
そこには、読み取れるかもしれません。


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