発信症候群

2015年01月15日 23:59

コミュニケーションのツールでもあるSNSですが、
コミュニケーションとは、本来インタラクティブなものでしょう。

しかし、
ブログや動画投稿サイトなどは、リアルタイムに双方向にはなり難く、
一方的な場合も多々あります。

インターネットが普及する前は、
書籍や新聞・雑誌、テレビ・ラジオなどの情報を受け取ることが当たり前で、
個人が情報を発信するなどということは、あまりないことでした。

せいぜい、街頭で詩集を売ったり、歌を歌うくらいのことでした。

いまや、インターネットは、個人のものとなり、
個人が情報を発信することは、当たり前になっています。

ブログにしても、チャットやLINE(ライン)にしても、TwitterやFacebookにしても、
動画投稿サイトにしても、ダレでもが何かを発信できるワケです。


ここ数日のことですが、
年明けから、異物混入が社会問題として頻繁に報道されています。

そんななか、スーパーのスナック菓子に爪楊枝を刺したり、
自身が窃盗をする様子を動画投稿した若者が話題になっています。

若者は、異物混入や窃盗を実況中継した模様を動画投稿しています。
若者は現在も逃亡をつづけていますが、逮捕状が取られました。

また、京都や大阪で、道路標識にステッカーを貼り、
Facebookなどの交流サイトに写真や動画を載せた事案も発生しました。

テレビで音声だけを聞いたときに、男性の名が「アブラムシ」だと聞こえたので、
なかなか駆除できない虫に喩えたあだ名をつけたのかと、勝手に思っていたら、
「アブラーム氏」という名の人だと後で解りましたが、女性は逮捕されたようです。

また一方、
無断で私有地に駐車していた青森県警の警察官に警察手帳の提示を求めたら、
その警察官が警察手帳不携帯だったことから騒動になっている事案。

警察手帳不携帯だった警察官の上司が登場して騒動を拡大させたようですが、
いまや、どんな事でも、あっという間に世界に映像が流れる時代です。


Facebookを見れば、
犬の写真や猫の写真が載っています。
こどもの写真や家族の団欒も載っています。
どこかのお店や、料理の写真も載っています。
酔っぱらいも載っています。
また、意見や主張を載せる人もいます。
抗議している人も、います。
それらのほとんどが、一方的な発信に思えます。

元々、何かを受け取ったことへの“返信”とも受け取れますが、
いま、わたしたちは発信することの方を当たり前にしています。

斯く云うこのブログだって、
毎日ブログ記事を発信しているワケでありますが、価値があるのかないのか、
読んでくださる方がいるから発信しているのか、いなくても発信するのか、
そもそも、自分は発信者としての適性があるのかないのかも判らずにいます。
いまのわたしたちは、発信シンドロームに罹っているのかもしれませんなぁ・・。


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