わたしたちの役割

2014年12月22日 23:59

福島第一原発

きょうで、今回の福島原発行動隊の福島視察に関する記事は、一段落させていただきます。


きょうの一枚の写真は、12月12日に国道6号線を走行する車から撮りました。

写真には、連なる高圧線の鉄塔が写っています。
福島第一原発に他から送電されることはあっても、
福島第一原発から送電されることは、ありません。
遠くには、福島第一原発の収束作業をするクレーンのアームが見えます。

停車することは禁じられている大熊町の国道6号線。
この日福島第一原発近くを通過したときの放射線量は、
毎時4.3~5.4μSv(マイクロシーベルト)を指していました。

この辺り一面、帰還困難区域ゆえに除染されていません。
枯れたセイタカアワダチソウとススキに覆われた田畑と住人不在の住宅が見えます。


さて、たった一泊二日という短い時間での福島県浜通りの視察でしたが、
貴重な情報と示唆を得ることができたと思っています。

「アプリシエイト・フクシマ・ワーカーズ」代表の吉川彰浩さんが案内してくださった
広野町楢葉町富岡町大熊町双葉町浪江町南相馬市へと
国道6号線を北上する行程で見聴きしたこと。

福島第一原発の収束作業をしてくださっている作業員の皆さんが、
いかに不便な生活環境で、厳しい状況で、困難な作業をされているのか、
その場に立つことで、ほんの少しですが想像が出来たと思っています。

この国の一大事である福島第一原発の収束・廃炉作業は、
福島第一原発で働く作業員の皆さんの双肩にかかっています。

その作業員の皆さんを支援しなくてはならないのは、
政府や東京電力や福島の人たちだけではありません。

この国の人たち全員で支援すべき事柄だと、わたしは思うのです。
いや!支援じゃない。共に行う自分たちの役割なのだと思うのです・


また、帰還困難区域居住制限区域避難指示解除準備区域
家や仕事場が在って、現在避難先で暮らしていらっしゃる十数万という人たちのこと。

その区域によって補償内容に違いがあることで生じる問題。
除染された場所と生活する場所と農業をする場所の問題。
「分断」という言葉に見える、支援方法やお金の使い方の問題。
再生と自立を阻む要因にもなり得る「補償」の問題。

そういった問題に正面から取り組みながら、見えないものと闘っていらっしゃる
「ふくしま再生の会」の活動からも、示唆を得ることが出来ました。


そして、
相馬市の「NPO法人相馬はらがま朝市クラブ」の活動を通じて、
困難に直面した人たちの、前向きな生き方を学ばせていただきました。


今回出逢ったそれぞれの人たちが異口同音に、
「補償」による「分断」ということと、「補償」より「自立」と「再生」
ということを口にされました。

 「福島の復興なくして日本の再生はない」と、総理は繰り返し言いました。
その福島の復興は、政府や東京電力や福島の人たちだけに任せることでしょうか?

では、わたしに、なにが出来るか。
福島原発行動隊は、なにが出来るか。
真剣に、具体的に考えようと、わたしは思っています。


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