現場を見てきました。

2014年12月13日 23:59

福島県浜通りの視察から帰ってきました。

現場を見てきました。
少しだけ、少しだけ見てきました。

そこで、このブログに何を載せようか考えました。
なにを記そうか。
どの写真を載せようか。

わたしの拙文で、何が伝わるか。
わたしのヘタな写真で、何が伝わるか。
そう!伝えたい事が、たくさんありました。

そこで、
写真を並べるのは、やめようと思います。

そういった意味では、この3年9か月、
福島の情報や映像は、数限りなく、氾濫しています。

読む側も見る側も、慣れてしまっているでしょう。
麻痺してしまっていると言ってもいいかもしれません。

ですから、
福島で見たことを、何度かに分けて、
丁寧に記してゆこうと思います。

ごく日常的に見える写真に、どのような意味があるのか、
一枚ずつ掲載させていただこうと、思っています。

では、
最初の一枚の写真。

楢葉町のセブンイレブン

一見、全国どこにでも在る幹線道路沿いのコンビニエンスストアーです。

これは、国道6号線を、
いわき市久ノ浜や双葉郡広野町Jヴィレッジを通過して北上した、
福島県双葉郡楢葉町下小塙に、去年8月オープンしたセブンイレブン下小塙店です。

楢葉町は、ほとんどの地域が、
福島第一原発から20キロ圏内に在って、避難指示解除準備区域です。

避難指示解除準備区域とは、年間積算線量が、
20ミリシーベルト以下となることが確実であると確認された地域のことです。

道路を通過することや、住民の一時帰宅(宿泊禁止)は柔軟に認められています。
でも、現在はまだ、そこに住むことができません。

ですから、
このセブンイレブンは24時間営業ではありません。

しかし、
日中だけでも、この場所にコンビニエンスストアーが在ることは、
この国道6号線を通って福島第一原発に向かう人々にとって、
また避難指示解除準備区域内の除染作業をされている人々にとって、
どれほど便利(コンビニエンス)なことでしょう。

震災直後、緊急時避難準備区域だった広野町は、
ほぼ全域が20キロ圏外に在りますが、
現在、福島第一原発で働く方たちの居住地域になっているそうです。
つまり、福島第一原発の作業員の方たちは、
最低でも20キロの道のりを通っていらっしゃるというワケです。

福島第一原発から20キロ圏内というのは、
このように、殆ど生活に必要な商業施設の無い地域になってしまったのです。

ですから、
少々大袈裟に云えば、このセブンイレブンは、この国の平和を支えています。


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