本人の責任

2014年10月20日 23:59

学生時代、

ベルトルト・ブレヒトの戯曲「「プンティラ旦那と下男のマッティ
という作品を上演したときのことです。

地主と地主のお抱え運転という二人を主役に据えた芝居ですが、
真の「対等」とは何かということもテーマにした作品でした。

そのときに、
“ 地主 ” と “ 下男 ”、或いは “ 旦那 ” と “ 運転手 ” という関係で、
歴史的な事例、または巷で話題になった事例はないかを調べました。

すると、“ 主 ” と “ 従 ” 関係の事件・事例は、数多くありましたが、
“ 旦那 ” と “ 運転手 ”ということでは、
伯爵令嬢とお抱え運転手の心中未遂事件(千葉心中事件)と、
“ 元・総理 ” と “ 運転手 ” という事件に興味が至りました。

戦後最大の疑獄事件と謂われている事件のなかのエピソードですが、
疑獄事件の概要は、航空機の大手メーカーであるロッキード社が、
旅客機の受注をめぐって日本の政界に向けて工作したとされる汚職事件です。

エピソードは、
その事件で逮捕され、受託収賄の罪に問われ有罪判決を受けた元・総理大臣の、
お抱え運転手Kさんが、事件発覚後、検察の取調べ中に不審死したというものです。

この事件では、
他にも多くの関係者が亡くなっていますが、不審な死に方をした人も少なくありません。

こういった疑獄事件やスキャンダルが起こると、
政治家の周りにいた誰かが、不自然な死に方で亡くなるということが間々あります。


さて、
女性初の総理大臣候補だとか、史上最年少で国務大臣就任だと云われた、
経済産業大臣が、きょう大臣を辞めました。

事は他人の所為にはできない、監督責任も問われる事態に至ったからです。
これは知らなかったでは済まされない深刻な問題です。
やはり、これは政治家本人に責任があるでしょう。
ですから、ご本人が政治家としての責任の取り方を考えられるべきです。

したがって、こういう事案にありがちな、
“ 誰かが身代わりに責任をとるようなこと ” は、断じてあってはなりません。

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