徳島県戦没者記念館 -あしたへ-

2014年10月07日 23:59

徳島に住む従妹からメールが届き、
「徳島県戦没者記念館-あしたへ-」が、
10月5日に開館したことを、知らせてくれました。

「徳島県戦没者記念館ーあしたへー」は、
太平洋戦争で戦死した徳島県内の兵士の遺影約7,400人分を揃え、
遺品や手紙など、遺族から寄せられた約7,600点が展示されているのだそうです。

徳島市は、
1945年6月1日から7月24日までの間に、7回の大空襲に遭いました。
その中でも最大の被害に遭ったのは、7月4日未明の空襲だそうです。
B29爆撃機129機が徳島市に飛来し、約2時間にわたって焼夷弾を投下。
死者は約1,000人、負傷者は約2,000人に上り、11万人余りの市民の内、
約7万人が焼け出され、市内の約6割が焦土になったといいます。


山間部の勝浦町という集落に在った父の実家には、
戦中・戦後、祖父の弟妹たちと、その家族が疎開していました。

戦後、中国から還ってきた大伯父の家族は、
大陸でなにがあったのか語ろうとはしなかったといいます。

終戦まで広島にいた大伯父は、
どうしてか、生涯独身を通して亡くなりました。

幸いにも、
わたしの祖父の弟妹や父の兄妹で戦死した人はいませんでしたが、
日本中の人たちが、地獄を見た時代だったのです。


記念館の兵士の遺影(縦約18cm、横約13cm)には、
夫々の戦没年月日と戦没地が記されているのだそうです。

もし、そこに父の写真があったなら、
わたしは、いまこのブログを書くこともなかったワケで、
生きて復員してくれたからこそ、わたしがいるのであります。

つまり、記念館に展示されているのは、
多くの兵士たちや戦没者の方々の、
無残にも絶たれた、見えない“未来”と“可能性”なのかもしれません。

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