シンポジウムのチラシ文章

2014年07月28日 23:59

福島原発行動隊

「最悪のことはまだ起きる。我々が、最悪の事態だと言っている間は最悪ではない。」
シェークスピアの悲劇『リア王』のセリフです。

2011年3月11日、未曾有の大震災と大津波がこの国を襲い、それに続いて、私達がこれまでに経験したことのない規模の原子力事故が起こりました。

冷却できなくなった原子炉の状態を想像し、次々に吹き飛ぶ原子炉建屋を見て、この国の終焉を想った人は少なくなかったでしょう。

そんなとき、福島第一原発の暴発を阻止するための収束作業に、比較的被ばくの害が少ないシニアの結集を呼びかけている人がいたのです。

福島原発行動隊初代理事長・山田恭暉さんでした。

退役したシニアの技術者・技能者が現場に赴き、長年培った経験と能力を活用して収束作業を担おうという山田さんの呼びかけに、2,300余りの人々が賛同して集まりました。

結集した人々は、その経歴も原発に対する立場や信条や心情も同じではありませんでしたが、「まず、俺たちで眼の前の火を消そう」というただ一点で合意し、結集した同志たちでした。

やがてそれは「福島原発行動隊」という組織となり、政府や政治家や行政組織や東京電力に対して再三にわたって、事故収束作業への参画を働きかけてきました。

しかし、3年以上経ってもその目的が叶わない現実があります。

しかも現在は、事故が起こった時、私たちが「眼の前の火」だと思った以外にも多くの「火種」が存在しているのです。

私たち「福島原発行動隊」は、いまこそ創立主旨に鑑み、現在の状況を踏まえた上で、あらためて「私たちに何ができるか」を考えるためのシンポジウムを企画しました。

この機会が、我々「福島原発行動隊」の進むべき方向と、私たち一人ひとりの行動のヒントになれば幸いです。 


ことし9月27日に開催する、
福島原発行動隊主催のシンポジウムのチラシに使う文章を書きました。
本日、校了しましたので、早速掲載します。

福島原発行動隊主催シンポジウム
「福島原発の収束・廃炉を考える ―私たちに何ができるか―」

■日時:9月27日(土)13時30分開始(13時開場)
■会場:早稲田大学 早稲田キャンパス15号館
■資料代として1,000円をいただきます。
■参加パネリスト
岡本 達思(公益社団法人福島原発行動隊理事)
えりのあ(シンガーソングライター)
岸井 成格(ジャーナリスト)
名嘉 幸照(株式会社東北エンタープライズ会長)
増田 尚宏(福島第一廃炉推進カンパニー・プレジデント)
吉岡 斉(元・政府事故調査検証委員、九州大学教授)
吉田 悦花(NPO法人神田雑学大学理事長)

参加申し込み先:福島原発行動隊


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