「書くことの重さ」ふたたび

2014年05月22日 23:59

書くことの重さ

今宵ふたたび、映画「書くことの重さ」を観ます。

日本映画専門チャンネルの放送です。

2010年の公開時に話題となった、熊切和嘉監督作品「海炭市叙景」
そして、現在公開中の呉美保監督作品「そこのみにて光輝く」
いずれも、小説家・佐藤泰志の小説を原作とした映画です。

そのむかし、
村上春樹中上健次らと並び評され、度々芥川賞候補に挙がりながら、
41歳で自死した小説家・佐藤泰志

上の二作品は、
その佐藤泰志が暮らした函館の情景をモチーフにしたフィクションです。

その佐藤泰志と同じ北海道の出身で、同世代の稲塚秀孝さんが
監督・プロデュースされた映画が、「書くことの重さ」です。

稲塚秀孝さんとわたしが、初めて会ったのは、
ニューヨークに住むYUMIさんの紹介で、
公開された記録映画「二重被爆~語り部山口彊の遺言」の会場でした。

それがキッカケとなって、
お逢いするうちに、ひょんなことから、
山口彊さんが経験された二重被爆について、演劇に創作することを、
稲塚さんに約束してしまったのでした。

あれは、東日本大震災と原発事故が起こる前のことでしたが、
以来、筆が止まったままになっています。

稲塚さんも、
ライフワークである二重被爆というテーマをひとまず置いて、
福島に拘って取材をつづけ、
ドキュメンタリー映画「フクシマ2011~被爆に晒された人々の記録」
を完成させました。

そして、去年「書くことの重さ」を公開しました。

「書くことの重さ」は、再現ドラマ部分を含んではおりますが、
基本的には、ドキュメンタリー映画です。

ご覧になれる機会が少ない映画ですが、
機会がありましたら、是非ご覧になってみてください。

二重被爆から福島へとテーマを繋いできた稲塚さんが、
なぜ、いま佐藤泰志に拘ったのかが、解ります。
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