想像力

2014年05月16日 23:59

トルコの炭鉱爆発事故に関してのニュースですが、
事故の翌日、現地を訪問した、トルコのエルドアン首相が、
「このような事故は、トルコだけで起きているわけではない。
 アメリカ、中国、インド、フランス、ベルギーなど、
 多くの歴史のデータを見ればわかります。
 わが国は、それらの国と比べると、ずいぶんマシだ」と述べたことで、
抗議デモが拡大してしまったのだそうです。

お隣の国で起きた、史上最悪の海難事故に関してでは、
事故翌日に、海洋警察署幹部が、
初動対応が不十分だったのではないかとの記者の質問に
「海洋警察に何の問題があったんですか?
 80人救助したのだから大したもんじゃないですか」と発言。
海洋警察庁は、不適切な発言だったと、その幹部を更迭したそうです。

また、或るテレビ局の報道局長が、
「あの船の事故は、300人が一度に死んだので多く見えるが、
 1年間に交通事故で死ぬ人数を考えれば、そんなに多くはない」
という趣旨の発言をしたとして批判され、辞任に追い込まれました。

それから、去年の7月、
サンフランシスコ国際空港でアシアナ航空機が、着陸に失敗した事故で、
中国人2人が死亡したことに関して、韓国のニュース・キャスターが、
「韓国人でなくてよかった」と発言して、中国から一斉に非難されました。

このように、古今東西の失言を挙げたら、枚挙に遑がありません。

海外の事例だけを上に列挙しましたが、モチロン日本国内でも
失言をする人は少なくありません。しかし・・・、
大きな災難に遭ったタイミングで、例に挙げたような失言をするかと云えば、
そういうことは、稀かもしれません。

それにしても、
人はどうして、このように失言するのでしょう?

発言したときから、失言と認識していたワケではないでしょう。
発言の内容をみると、
質問に対して、正確に応えただけと受け取れる発言もあります。
ただ、不適切なだけです。

そして、発言が不適切な理由は、
人の気持ちや考え方に対する想像力がないからではないかと、
わたしは、思います。

さて、
「わが国の、政治家の人たちや官僚の人たちに、想像力が期待できるか?」
と問われたら、貴方ならどう応えますか?


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