聖断の日

2013年08月10日 23:59

所謂「終戦の日」とか「終戦記念日」と云えば、
日本では8月15日を指します。

日本政府は、
戦没者を追悼し平和を祈念する日」として、
毎年8月15日に「全国戦没者追悼式」を主催しています。

しかし、
アメリカやイギリスでは、9月2日が対日戦勝記念日です。
ソビエトや中国では、9月3日が抗日戦争勝利の日なのだそうです。

捉え方も「終戦」「戦勝」「敗戦」「降伏」・・様々です。


ところで、「終戦の日」と呼ばれる日本の8月15日ですが、
戦争をやめた日ということであれば、
ポツダム宣言を受諾する旨を連合国側に伝え、終戦の詔勅が発せられた
8月14日も「終戦の日」でしょうし、アメリカの戦艦ミズーリの艦上で
日本政府が降伏文書に調印した9月2日も「終戦の日」でしょう。

8月15日が「終戦の日」と呼ばれるのは、
その日に、昭和天皇による玉音が放送され、
ポツダム宣言の受諾と戦争の終結が、国民に発表されたからでしょう。

8月14日も、8月15日も、9月2日も、それぞれ歴史的に重要な日だと思いますが、
わたしが注目する日は、最高戦争指導会議、所謂・御前会議が行われた8月10日。
この日の未明、昭和天皇ポツダム宣言を受諾する旨の聖断を下したのです。

これで日本の戦争は、終結に向かったのでした。
その意味では、きょう8月10日も「終戦の日」と言えます。
いや「聖断の日」と言ったほうがよいかもしれません。


しかし、
ポツダム宣言が発せられた7月26日の直後に日本が受諾していれば、
8月6日も8月9日も“特別な日”には、ならなかったでしょうし、
ソ連の参戦もなかったでしょう。
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