国語力

2013年08月02日 23:59

大阪の市長が、「国語力があれば、解る」と仰っているのですが、
わたしには、どうも解り難い発言でありました。

元総理が、或るシンポジウムで、
「憲法」について「ナチスドイツ」の「手口に学んだらどうか」と、
「例示」したとされ、「問題化」していることについてです。

「悪しき例として、それを教訓に学んだらどうか」
こういった主旨で捉えた人。

「静かに、気づかれないように改憲する手口として、学んだらどうか」
そういった主旨で捉えた人。

それぞれに、いらっしゃるようであります。


そもそも、元総理は、短いセンテンスでお喋りになるクセがあるようで、
わたしには、なにを仰っているのかよく理解できないのでありますが、
皆さん、元総理を「こういう人」だという前提で聴いて理解しているようです。

その「前提」が、それぞれ違うので、
元総理の仰っている主旨が、まったく逆の捉え方をされてしまうのだろうと、思います。

元々、政治家は言質を捉えられて批判される立場ですから、
どちらの意見にも捉えられる「言語明晰・意味不明」的な発言をするものですが、
日本人がどちらに捉えようと、「ナチス」「手口に学んだら」という言葉が、
世界中の言語に、どのように翻訳されるかは、想像したほうがよいでしょう。

ただ一つだけ、
わたしが、元総理の発言の全文とされるものを読んで「?」と思ったのは、
元総理が仰ったという「喧々諤々(けんけんがくがく)」ではなくて、
正しくは、「喧々囂々(けんけんごうごう)」か、「侃々諤々(かんかんがくがく)」
ではないかということ。

最近では、
「けんけんがくがく」とか「かんかんごうごう」も、市民権を得たのでしょうか?

わたしの国語力で解ったのは、そんな重箱の隅を突いた上げ足とりでしたが、
元総理は、この発言で足をすくわれてしまうのでしょうか?

スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://coachhide.blog73.fc2.com/tb.php/1688-bef8ba99
    この記事へのトラックバック


    最新記事