FC2ブログ

ゆきみちゃんのお母さんに献杯

2020年06月30日 18:57

認知症の母を救った「奇跡のレシピ」

2016年のその日は、
わたしの誕生日で、気の置けない友人たちが集まって還暦を祝ってくれました。

そのなかに、ゆきみちゃんも居ました。

ゆきみちゃんとわたしたち夫婦は、
お互い28年前に或る人を看病し、看取って野辺送りしてからのおつきあいです。

その日、ゆきみちゃんはわたしに本をプレゼントしてくれました。
寺田有紀美著・認知症の母を救った「奇跡のレシピ」


お仕事をしながら、芝居を演りながら、日本舞踊のお稽古もしながら、
地域の消防団員として街を守りながら、時々わたしの酒の相手もしてくれながら、
要介護5のお母さんの介護を独りでやりながら書いた本でした。
ゆきみちゃんらしい、可笑しくも深くて重いご本でした。

ゆきみちゃんの書いたご本は、
同様の状況にある人や、これから介護・看護を控えた人たちを元気づけたのでした。


そのゆきみちゃんのお母さんが天に召されました。
6月20日の朝のことでした。

ゆきみちゃんのお母さんは、
土曜日の朝、ゆきみちゃんが毎日作っていた流動食を食べ終えてから、
着替えをして、さっぱりしたところで呼吸が浅くなりはじめたと思ったら、
ゆきみちゃんの腕の中で静かに息を引きとられたということです。

こんなときですから、
上京された二人のお兄さんお姉さんといっしょにご自宅でお別れをし、
火葬してお母さんと暮らしたゆきみちゃんの故郷へ連れて帰ったのだそうです。

その故郷からご自宅に戻ったところで、ゆきみちゃんがわたしに電話をくれました。
そしてきょうは、お母さんに献杯させてほしいとゆきみちゃんに頼んだのでした。

一口に介護生活と言っても、それは25年間です。
ゆきみちゃん、お母さん・・・、お疲れさまでした。🙏


スポンサーサイト



公演中止の誕生日

2020年06月29日 21:00

公演中止

ことし2月25日、
博多座公演スーパー歌舞伎Ⅱ「新版 オグリ」が千穐楽を迎えてから、
きょう現在に至るまで、息子は歌舞伎の本番の舞台に立っていません。

ことし3月4日初日で幕を開ける予定だった京都・南座公演からこっち、
すべての歌舞伎公演が中止、或いは公演延期になった状態です。

未だに歌舞伎座をはじめとして、歌舞伎公演の目途はたっていません。

そんな中、きょう息子は37歳の誕生日を迎えました。


2歳のとき、
スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」の初演を観て以来、歌舞伎と共に生きてきました。

歌舞伎役者の息子でもないのに、人一倍歌舞伎が大好きな小学生でした。
そんな小学5年生のときに、「ヤマトタケル」の3ヵ月間に及ぶ再演が決まりました。

ところが、週に一日だけ主演の三代目市川猿之助丈(現・猿翁丈)が休演して、
主役のヤマトタケルを慕う少年ヘタルベ役を演じる初代・市川右近丈(現・右團次丈)が、
代わりに主役・ヤマトタケルを演じることになりました。

当然、ヘタルベ役が不在になってしまいます。
そのとき、右近さんが旦那(猿之助さん)に強力に息子のことを推してくださり、
息子は週一日ですが、歌舞伎の本公演の舞台に立つことが出来たのでありました。

1995年4月~6月のことでした。

そして、その年の7月、
歌舞伎座『初代・市川猿翁三十三回忌追善公演』に於いて三代目市川猿之助の部屋子、
歌舞伎役者・市川弘太郎として披露されたのでした。

あれから25年。

学生時代を含めて、歌舞伎役者として一年のほとんどを舞台の上で過ごしてきた息子にとって、
4か月間にも及ぶ休演は初めてのことです。

そして、それはこの先もつづきそうです。

息子だけでなく、約300人と謂われる歌舞伎役者たちが前代未聞の休演状態にあるのです。

コロナ禍以前、
年がら年中舞台を駆け回っていた歌舞伎役者たちが、いまほど歌舞伎について考えることは
なかったでしょう。その力をためこんだ時間はなかったでありましょう。

息子にとっても、生涯忘れられない誕生日になったと思います。

コロナが去ったあと、どんな歌舞伎が観られるのか楽しみであります。

「志布志事件」を覚えていますか?

2020年06月28日 12:30

志布志事件」を覚えていますか?

志布志事件(しぶしじけん)」とは、2003年(平成15年)4月13日投開票の鹿児島県議会議員選挙で、
当選した中山信一県議会議員の陣営が住民に缶ビールや焼酎や現金を配った贈賄側として、
中山議員とその妻、収賄側として住民13人が公職選挙法違反容疑で逮捕され、計13人が起訴されました。

しかし、鹿児島地裁は2007年に12人(1人は公判中に死亡)に無罪を言い渡し、検察は控訴しなかったので、
無罪が確定しました。

つまり、「志布志事件」とは、選挙違反をでっち上げておいて、
鹿児島県警察捜査第二課・統一地方選公選法違反取締本部が自白の強要や1年以上の長期勾留等、
違法な取り調べを行った“警察が犯した事件”の通称です。


それにしても、でっち上げで逮捕されたらたまったもんじゃないでしょ?
この事件を思い出すと、他人様のことながら怒りがこみ上げてきます。

しかし、
選挙に絡んで缶ビールや焼酎でも、贈ったり貰ったりしたら公職選挙違反で検挙されるのは当然です。
ですから、もしそれをやったのでしたら法律を意図的に犯したのですから逮捕されても仕方ない。
それが法律ですし、厳密にそうすることで民主主義が護られているのです。

であるからして、
金額の小さい大きいじゃありませんが、現在判っているだけで94人に約2,570万円を配ったという
広島の公職選挙法違反事件で贈賄側は逮捕されていますが、収賄側が逮捕されないなんて、
あり得ませんよね?

広島県警、広島地検、大丈夫ですよね?

志布志事件で無罪になった人たちが見てますよ。


宏池会岸田派の牙城で起きた選挙違反

2020年06月27日 21:19

吉田茂吉田学校という同門から佐藤栄作と袂を分かって旗揚げした池田勇人の派閥・宏池会
その宏池会を受け継いだ通称・前尾派→大平派→鈴木派→宮澤派→加藤派→古賀派→岸田派

現在の第8代宏池会会長は岸田文雄氏。言わずと知れたポスト安倍として注目されている一人だ。

この岸田文雄氏は、第5代宏池会会長でもあった元・総理大臣宮澤喜一氏の遠戚でもある。
岸田文雄氏の叔母が、宮澤喜一氏の弟で法務大臣を務めた宮澤弘氏の妻だからだ。
そして、宮沢弘氏の息子で岸田文雄氏の従兄弟にあたる宮澤洋一氏は現職の参議院議員だ。

このように見てみると、
いま話題の参議院広島県選挙区という土地が旧・宏池会、現・岸田派の牙城であることが判る。

その岸田派の牙城に落下傘降下したのが、逮捕された河井克行前・法務大臣の妻・河井案里である。
その落下傘攻撃で落選したのは、自民党岸田派所属のベテラン議員で野党候補者ではなかった。

では、なぜ表向きには二議席を狙ったという危険な選挙をやったのかということだが、
むかしむかし、総理が落選したベテラン議員に「過去の人だ」と言われたことを根に持ったから、
ポスト安倍として注目され始めた官房長官と官房長官の側近中の側近である河井克行が組んだから、
様々な説がある。

政治には金がかかると謂れて久しいが、何処の後進国の事件かと見紛う醜態が明るみに出た。
この事件の背景が自民党内の内ゲバだとすれば、選挙区の選挙民はバカにされたようなものだ。

金を配る奴もワルいが、その金を受け取る奴もワルい。
「預かっていただけだ」という言い訳も往生際がワルい。

そういう国会議員や地方議員を当選させてきた選挙区民はどう考えるのか?

明日は、宮澤喜一元・総理のご命日だが、元・総理は草葉の陰でなにを想われるのか?



ハンコ

2020年06月26日 11:51

ハンコ

自民党の「日本の印章制度・文化を守る議員連盟(ハンコ議連)」が、
ハンコ制度の継続を訴える動きを強めているという報道があった。

多分、ハンコ業界の要望というものが背景にあるのだろう。

しかし、何故ハンコが必要なのかという理屈が理屈になっていない。
「だってハンコがあるから必要なのだ」と言うのだ。

ハンコを全く無くすことはないが、書道や絵画に押す落款印くらいでよいのではないか。

しかし、
「ハンコ問題」というのは、日本人の意志決定制度や承認制度の問題なのかもしれない。
「はんこ文化」とは、日本人の物事の決定・承認のメンタリティーに拘わるのかもしれない。
組織の総意を確認するまで実行に移らないメンタリティーをもっているからだ。

日本人の意思決定・承認・実行のスピードは世界的にみても遅いのだそうだが、
多分、それはサインや電子認証に替えたとしても変わらないと思う。

それは太鼓判を押す。

男の涙

2020年06月25日 17:21

男涙

きょうの午前中、身内である自民党の部会でのことだが、
防衛大臣が涙をみせて謝罪したのだそうだ。


6月15日、
防衛省で臨時記者会見を開いた防衛大臣はイージスアショア配備計画の停止を発表した。

イージス・アショアをめぐっては、
山口県北部の萩市と阿武町にまたがる陸上自衛隊のむつみ演習場と、
秋田市の新屋演習場が配備先の候補地とされていた。

停止の理由は、
迎撃ミサイルのブースターを演習場敷地内に落とすことが困難だと判断したからだ。

防衛省が、これまで説明して来たソフトウェアのプログラム改修だけでは済まず、
ハードウェアの改修が必要だと判明したからで、多額の費用と長い開発期間が掛かる。

したがって、
地上配備型迎撃システム、イージス・アショアの秋田、山口両県への配備計画について、
24日の国家安全保障会議で議論し、撤回を決定した。

防衛大臣は、そのことを謝罪したのだ。

防衛大臣は出席した自民党議員に
「これまで大変なご尽力をたまわったが、こうした事態になり深くおわびする」と頭を下げ、
昨年7月の参議院議員選挙で、配備反対を訴える野党候補に敗れた自民党元職に触れ、
「本当に取り返しがつかない。申し訳ない。私個人的にもバックアップしていきたい」と、
涙ぐんで謝罪したという。

それに先立って、イージス・アショアを配備しようとした候補地である山口と秋田へ出向き、
両県の県知事にも停止した説明と謝罪を行っている。

立場もある。
その場のTPOもある。

それは解かる。

だが、なにか違和感がある。

そもそも、イージス・アショアの導入を閣議決定したのは2017年12月だったが、
導入は、アメリカ政府の歓心を買うために官邸(特にあの総理補佐官)の独断専行で、
防衛省は蚊帳の外だったというウワサがあった。

アメリカに高い買い物を約束して、不十分な調査をして、地元の人たちを混乱させて、
挙句の果てに、計画が杜撰だったから白紙撤回だというが、敵基地攻撃能力保有が、
いつの間にか焦点の一つになっている。

男の涙に騙されちゃあいけない。


エアコン掃除

2020年06月24日 17:01

エアコン掃除

梅雨入りしたので仕方がないのだが、
きょうは晴れると言われていたが曇り空。

一日不安定な天気で、夜には本降りの予報。


さて、
本格的な夏が来る前にエアコンのメンテナンスを、
ということで、かみさんが色々業者を探した。

エアコンの数も多いし、設置状況も様々だし、
肝心な料金の問題もあるし、なんせこのご時世だし、
業者選定も一苦労。

しかし、
そういったことがお得意のかみさんが発注した業者が来て、
きょうは一日我が家のエアコン掃除。

梅雨入りしたので仕方がないのだが洗濯物は部屋干し。

パンツくらいは隠せよ。


ウィズ・コロナ

2020年06月23日 14:01

6月11日に東京アラートが解除され、
6月19日には都道府県境をまたぐ移動自粛要請が解除された。

県境をまたいで観光に訪れた地でインタビューに応えた人が、
「後ろめたさがなくなったから」と言っていたのを聴いたのだが、
なにが後ろめたかったのか?

東京アラートが解除されても、移動自粛要請が解除されても、
後ろめたさが無くなっても、コロナがいなくなったワケではない。


連日発表・報道される感染者数や死亡者数の増減にも慣れて、
街に出回るようになったマスクやアルコール消毒液にも安心し、
恐いコワイと謂れていたオオカミが身近に現れなければ気は緩む。

ホントに“オオカミ”はいるのかさえ、疑わしくなってしまうものだ。

連日、感染者数と死亡者数の発表と報道はあるものの、
世の中は、選挙違反夫婦の逮捕だ都知事選挙だ北だトランプだ、
黒人差別の抗議活動だと、向いた目の方向が変わってきた。

そして、
いつまでも姿を現さない“オオカミ”を恐れるより日常を取り戻そうと
“マスクを外し始め”ている。(比喩)

ポスト・コロナと言っていたのが、ウィズ・コロナと言い方も変わった。

ウィズ(With)は、いっしょにという意味だ。
ウィズ・コロナとは、コロナと共存していくという覚悟を指した言葉だ。

だが、「経済は大事だから恐れてばかりいてもしようがない。だから、
罹ったら罹ったで、そのときはそのときだ」といった諦めの意味を感じる。

しかし、所詮
ワクチンや特効薬ができるまでの気休めがウィズ・コロナという考え方だろう。

本来、災禍にあっては物事に動じず諦観や達観を持つべきとは思うが、
わたしは、コロナといっしょや共存は厭だ。



それにしても、

2020年06月22日 10:57

都知事選挙ポスター掲示板

先日も、この話題について記したが、
東京都知事選挙が6月18日に告示された。

7月5日に投開票が行われる。

それまでの間、
この選挙ポスター掲示板が設置され、
立候補者のポスターが掲示される。

今回の都知事選挙には22名が立候補したのだそうだが、
東京都知事選挙には約50億円かかると言われている。

その大半が、
約1万4.200カ所に設置される、この掲示板の費用だそうだ。

都知事選挙に22名立候補しても、貼られたポスターはこんなもんだ。
貼るも貼らぬも自由だし、立候補することだって自由なことだ。

全員が当選すると思って立候補したワケではないだろうが、
供託金300万円を没収されるかもしれないのに、それでも
立候補したからには、それだけ主張したいことが有るワケだ。

それだけの主張があること自体はワルいことではないのだが、
それだけ不安定な社会であり政治なのだろう。

それにしても、
今回だけで廃棄されるこの掲示板がもったいないと思うのだ。

東京都は、リサイクルしろゴミを減らせって言ってなかったか?





夏至で命日で父の日

2020年06月21日 12:11

LAから届いた父の日のプレゼント

きょうは、ことしの夏至(げし)
日の出から日の入りまでの時間が1年で最も長い1日でした。

朝方には大雨が降っていましたが
午前9時を過ぎるころから晴れ間が出はじめました。

きょうは、父の日。
父の日のプレゼントがメッセージとともに届きました。

そして、

きょうは、むぅむぅ(義父)の命日です。
午前中に家族でお墓参りをしてきました。

曾孫はことし10歳と2歳になります。
可愛い写真や動画が届くたびに、抱っこさせてあげたいと思うのでした。

プレゼントの酒を仏壇に供えて、いっしょに味わいたいと思います。

三年目の命日


志賀廣太郎インタビュー

2020年06月20日 10:32

志賀廣太郎

ことし4月20日、志賀廣太郎さんが亡くなった。

コロナ禍のなかでの訃報だったので、もしやと思ったが、
去年、4月5日~6日に倒れ緊急手術を受け入院したという報を9日に受けていた。


志賀廣太郎さんは、
わたしが母校・演劇科の2年生だったときに非常勤講師として現われた。

元々わたしたちの先輩で、わたしより8歳年上だったが、
ドイツへ留学して演劇の勉強をして帰国したばかりだった。

志賀さんは、
わたしたちの公演で演出助手を務めてくれたり、
後輩の公演のときには、いっしょに汗を流した。

留学中に知り合ったという画家の奥さまと暮らすアパートへ伺ったり、
その奥さまの個展を観にいったり、あらゆる機会に飲んだりした。

しかし、わたしにとって特筆すべきは、芝居ではなかった。

わたしが在学中に準備委員会が発足し創立された演劇科の同窓会だ。
その曲者の多い同窓会員たちをまとめ会を軌道に乗せるために、
わたしは事務局長として、志賀さんは会計担当として共に苦労した。

だが、なんども議論したり飲んだり遊んだりしたが、
志賀廣太郎さんの話をまとめて聴いたことはなかった。

すると、
今朝、後輩が母校・桐朋学園芸術短期大学のホームページに載った
「志賀廣太郎さんインタビュー」をシェアしてくれた。

インタビューが行われたのが去年の4月3日だから、倒れる直前だったということになる。
そして、このインタビューから約1年後に亡くなったのだ。

これが、貴重なインタビューになってしまったことが惜しまれる。
もっと、話を聴いていればよかった。

偲ぶ会は、まだまだ行われないだろうが、このインタビューを読んで偲んでいる。

「志賀廣太郎さんインタビュー」




アマビエ

2020年06月19日 10:20

口は禍の元舌は禍の根と言う。


国会議員が二人逮捕された。

それも前・法務大臣とその妻が参議院選挙で金をバラ撒いたというのだ。
金をバラ撒いた相手は、選挙区の約100人もの地方議員たちだという。

国会議員夫婦は、昨日公職選挙法違反(買収)の容疑で逮捕された。

しかも、その金の出所は党本部で、1億5,000万円が渡されたのだという。
どこまでも前代未聞なのだ。

そもそも、
何故こんな事が起きたのかだが、対抗馬の議員が発した一言だという説がある。

去年の参議院議員選挙で落選したその人は、現総理の第1次内閣時代に閣僚を務めた。

その議員がテレビ番組で、
当時体調を壊して失脚中だった現・総理について「もう過去の人だ」と述べ、
その発言を総理が根に持って、選挙区に対抗馬を立てたらしいという説だ。

だとしたら、やはり「口は禍の元」「舌は禍の根」だ。

しかし、その禍(わざわい)って、ダレにとっての禍だ?

総理か? 露骨な選挙違反までして逮捕された夫婦か?

そうじゃない! 国民だっちゅーことだよ!
こんな現政権に国政を任せた国民の禍だろうよ。


こうなったら禍や疫病神が退散するご利益があるアマビエにでも力を借りるか?

えっ? ア・マ・ビ・エ!・・・甘エビじゃない!!

甘えび






最新記事