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中秋の名月

2019年09月13日 23:59

中秋の名月

諫早湾干拓訴訟で、
きょう最高裁は国が勝訴した2審を破棄し、福岡高裁に審理差し戻しを命じました。

近ごろの司法判断としては画期的です。

諫早湾は、
九州北西部の福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県にまたがる有明海の一部です。
その諫早湾を干拓して農地を造り米の増産を目的に始まった計画でしたが、
計画がすすむなかで米が余るようになって、計画は水害対策に変更されました。

潮受け堤防が建設され水門が閉鎖されると漁業被害が広がりました。
一方、事業が終了して干拓地には農民たちが入植し始めておりました。

漁民が国を訴えて福岡高裁は水門を開くよう命じる判決を出したかと思ったら、
農民は洪水被害や塩害を心配して国を訴え長崎地裁は開門の差し止めを命じました。


さて、古今東西「水争い」を治めることが政治の出発点であり基本であったはずです。
その政治が、利害対立を生み、住民の分断を生じさせている事例が数多あります。
福島がそうです。この諫早湾がそうであります。


「有明の月」という言葉があります。

有明というのは「夜明け」のことでありますが、有明海の夜明けはくるのでしょうか?

きょうは、中秋の名月です。
「月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」

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