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告発

2019年08月16日 13:49

人形

きょう放送の、テレビ朝日のドラマ「やすらぎの刻~道」は、
荒唐無稽な展開ながら、溜飲が下がった。

やすらぎの郷に暮らす往年の名優たちが、
テレビ局からのオファーを受けバラエティー番組に出演する。

ところが、次々に無礼な扱いを受けて、ついに爆発してしまう。

実際にはあり得ない、設定としては無理のある展開だったが、
いまのテレビ業界を見ると、少なからず礼儀知らずな輩はいる。

だが、
そんな輩を俎上に乗せたいのではなく、いまのテレビの作り方を、
痛烈に批判したいのだろうと思った。


似たようなクイズ番組が連なり、低予算の旅番組がはびこり、
同じような事件ドラマが創られ、同じ話題を延々と引っ張るワイドショー。
“笑えない”お笑いタレントたちが、バラエティー番組を席捲している。

予算のあるなしに関わらず、テレビの可能性と必要性を創造する、
そんな努力が垣間見えないのだ。


かつて、
「拝啓おふくろ様」「北の国から」の放送がどれだけ待ち遠しかったことか。

次の放送があるまでの一週間、前回の放送を何度でも思い出していた。
登場人物に肩入れし、主人公に同化しながら共に生きているように観た。

ドラマによって考えさせられ、励まされ、想い出になった。

きょうの「やすらぎの刻~道」は、
このドラマの脚本家から、いまのテレビ業界に対する視聴者への告発だ。


そんななか、与勇輝さんの人形がドラマに登場する。
画面に映った人形を観ただけで、涙した。


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