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愛国心

2019年07月06日 17:59

アメリカ国歌斉唱

グランドに巨大な星条旗が広げられた。
スタンドの全員が起立して国歌を斉唱する。

1.
Oh, say can you see,
by the dawn's early light
What so proudly we hailed
at the twilight's last gleaming?
Whose broad stripes and bright stars,
through the perilous fight.
O'er the ramparts we watched
were so gallantly streaming?
And the rockets' red glare,
the bombs bursting in air,
Gave proof through the night that
our flag was still there,
Oh, say does that star-spangled
banner yet wave.
O'er the land of the free
and the home of the brave!

1.
おお、見えるだろうか、
夜明けの薄明かりの中
我々は誇り高く声高に叫ぶ
危難の中、城壁の上に
雄々しく翻(ひるがえ)る
太き縞に輝く星々を我々は目にした
砲弾が赤く光を放ち宙で炸裂する中
我等の旗は夜通し翻っていた
ああ、星条旗はまだたなびいているか?
自由の地 勇者の故郷の上に!


国歌斉唱が終わろうとするなか、
スタジアムの上空にジェット戦闘機が2機飛来して、
轟音を残しながら飛び去ってゆく。

球場全体が一体化されて歓喜の声に包まれる。

日本時間の昨日、アメリカ西部時間の7月4日、
アメリカ合衆国の独立記念日を祝うドジャースタジアムの様子を、
息子の嫁が送ってきてくれた動画を見て描写するとこうなる。


動画を見ている日本人のわたしでさえ、目頭が熱くなる情景だ。
だから、長年アメリカで暮らしている息子にとっては尚更だろうし、
結婚してアメリカ暮らしを始めた嫁にとっても感動的だったらしい。

まだ解らないだろうが、半分アメリカ人の孫は将来どう思うだろうか?


しかし、
アメリカ国歌は、イギリスとの独立戦争を背景に創られたものだ。
独立戦争によって自由を勝ち取って自由な国家を創ったとも云えるが、
ネイティブアメリカンたちの土地を侵略し彼らの自由を奪ったとも云える。

そして、
独立後もアメリカ合衆国を護る軍隊は、日本に原子爆弾を落とした。
国家を護ると云いながら、朝鮮やベトナムや中東の国々を攻撃した。
「戦争とは政治と外交の失敗と敗北」であると、わたしは思うのだが、
「国家と国民を護る最終手段」だと考えている人たちもいる。

巨大な星条旗と、国歌吹奏と観客全員の斉唱と、戦闘機の飛来、
これらが合わさったときに、カタルシス(心の浄化)が起きる。
アメリカ合衆国の国民で非ずとも、そこに居る者は同化してしまう。

こうやって愛国心は醸成される。


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