2018年10月04日 12:44

雑司が谷、といえば鬼子母神。
鬼子母神、といえば大イチョウ。
鬼子母神境内の公孫樹(いちょう)は、樹齢約700年といわれている大木です。
しかし、
先日10月1日未明に吹いた台風24号の暴風によって、多くの枝が折れてしまいました。
法明寺や鬼子母神堂境内は、大イチョウ以外にも、かなり多くの樹が被害に遭いました。

法明寺の横の路地では、
境内の樹の枝が折れて街路灯と電柱に倒れかかり、街路灯は曲がり電柱は傾いていました。
境内全体で、トラックに何台分もの枝が折れて落ちたようです。
「台風がくるのは昔からだから特別な事じゃない」という人がいます。
確かに、古来この国は台風と地震の国でした。
鬼子母神の大イチョウの樹だって、700年間の間には何度も被害を被ったことでしょう。
しかし、
ことしの猛暑や台風に関しては、平年とは違って特別であることが統計からも明らかです。
しかも、
ことしが特別なのではなくて、今後これが平年並みになってしまうかもしれない懸念もあります。

そんな中、雑司が谷はことしも御会式を迎えます。

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