2018年03月13日 17:59
沈丁花が咲いています。
杉の花粉は、厄介ですが、
沈丁花の花の香りは、嬉しいものです。
梅の花、みかんの花、
羽衣ジャスミン、くちなしの花、金木犀等々、
季節によって香りを楽しむ花々が咲きますが、
わたしにとっては、沈丁花もそのひとつです。
ところで、
沈丁花というと、思い出すことがあります。
もう数十年前のことなのでありますが、
或る友人と話をしていて、わたしが沈丁花を、
「ちんちょうげ」と呼んだら笑われたのです。
沈丁花は、
正式には「じんちょうげ」と読むのだそうです。
沈丁花という名の由来が、
「沈香(じんこう」のような芳香を発する花という、
そういった理由があるようですから、
「じんちょうげ」が正式なのでしょう。
しかし、
確か、わたしの両親も含め、わたしの周りでは、
沈丁花を「ちんちょうげ」と呼んでいました。
わたしの父は、
「沈香も焚かず、屁もひらず」ということわざを、
「ちんこもたかず、へもひらず」と誤って言っていました。
でも、「沈」という字は、
一般的には「じん」ではなく「ちん」と読みますよね。
もし「ZIN」と読むにしても「じん」ではなく「ぢん」なんじゃないか?
そんな一人問答をしたことを思い出すのです。
今調べてみると、
「ちんちょうげ」でも間違いではないということになっています。
ですから、
今でしたら、笑われることはなかったのではないでしょうか?
イヤ!
彼女は、わたしの無知を笑ったというよりは、
「ちんちょうげ」と呼んだ音だったのかもしれませんケドね。
そんなことを、思い出しています。・・・暇ですよね。
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