昼飲み

2017年04月30日 17:11

昼飲み

きょう。

連日の介護生活の合間を縫って、
かみさんと馴染みの蕎麦屋にでかけました。

雑司が谷鬼子母神堂の近所に在る
そば処「和邑」です。

ゴールデンウイークのさ中、
店に独りで来店する人が多く、
最後はわたしたち夫婦だけ。

ところで、
暖かく、よく晴れ渡った日に、
昼間からあおる生ビールが堪りませぬ。


かみさんから、
大阪で行われたフラのワークショップの体験談を聴き。
もうじき退任する同窓会会長の想いを聴き・・・。

蕎麦が伸びてしまわないうちに、とっとといただいて、
ほろ酔い加減で帰ってきました。

聞けば、蕎麦屋のご夫婦にとっても、
きょうは91歳のお母さんが施設から帰宅する日なのだそうで、
早じまいだそうです。


明日から5月。
ことしも、新緑の季節を迎えました。



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「ネブラスカ魂」

2017年04月29日 17:24

「ネブラスカ魂」

西部劇がつづきます。
西部劇好きのむぅむぅ(義父)ですので御辛抱ください。

さて昨日、
ガンマン、保安官、騎兵隊、先住民、カウボーイ、開拓者、
西部劇に登場するのはこういった人たちだと書きましたが、
「強盗団」もカテゴリーの一つでした。

文芸坐三浦館本日の上映は、
1948年公開のレスリー・フェントン監督作品「ネブラスカ魂」、
主演は「シェーン」の主人公を演じたアラン・ラッドであります。

タイトルの「ネブラスカ」はアメリカ中西部に位置しますが、
この映画も一応「西部劇」。

ところで、「シェーン」でも「ネブラスカ魂」でもそうですが、
アラン・ラッドが演じる主人公は、なぜか
“親友の妻から想いを寄せられる”体質なんですよね。

西部劇では牛や金だけじゃなく
人妻でも強盗されちゃうってんですから怖いモンですワ。


「シェーン」

2017年04月28日 23:59

「シェーン」

このところ、
アメリカの西部劇映画がつづいている文芸坐三浦館なのであります。

先日上映した
牛泥棒」は、町の自警団と牛追いのカウボーイたちが登場します。
アパッチ砦」は、騎兵隊とアメリカ先住民の闘いを描いています。

そして、昨日上映した
赤い河」は、カウボーイたちが先住民の襲撃など多くの困難に遭いながら、
1万頭の牛の群れを何千キロも異動させる物語。

さて、
きょう文芸坐三浦館が上映したのは、西部劇の名作「シェーン」。
1953年公開、監督はジョージ・スティーヴンス、主演はアラン・ラッドであります。


ガンマン、保安官、騎兵隊、先住民、カウボーイ、開拓者、荒くれ者、
西部劇に登場するのは、大体がこういった人たちです。

シェーン」は、開拓農民一家とカウボーイとガンマンが登場しますが、
物語は農民と牧畜業者との争いをベースに描かれています。

こうして西部劇を観ていると、
アメリカ合衆国はあらゆる争いを経て出来上がった国なのだと知ることが出来ます。


流れ者(シェーン)のガンマンは、温かく愛に溢れた開拓農民一家との関わりのなかで、
男同士意気に感じ、その妻の気持ちを察して苦悩しながら、
英雄と慕ってくれる少年の家庭を守るために決闘に向かうのであります。命を懸けて・・・。

観ている者に男の生き方と心意気が“カムバック”するラストシーンであります。



「赤い河」

2017年04月27日 23:05

「赤い河」

きょうも西部劇を上映した文芸坐三浦館であります。

昨日は、
本来、アメリカ白人は侵略者であり、先住民を虐殺したと指摘しました。
その数は、数百万人にも及ぶと謂われているそうです。
そして、虐殺だけではなく先住民を迫害した歴史もあるわけであります。

アメリカ白人は、
奴隷制度の下でアフリカ系の人々や先住民たちを奴隷として売り買いし、
奴隷となった人々の労働を搾取した歴史も有しているわけです。

そして、
戦争下とはいえ、日本の広島と長崎に大量破壊殺戮兵器である原爆の投下。

少なくとも、
わたしは、この3つを“アメリカ合衆国”の原罪であると指摘したいと思います。


だからこそ、
それらを踏まえて考えるとき、アメリカ合衆国が得ることができた
“民主主義”というものに価値があると思えるのです。

さてきょう上映した映画は、
アパッチ砦」と同じ1948年に公開されたジョン・ウェイン主演の「赤い河
ハワード・ホークス監督作品です。

先住民に恋人を殺された男と家族を殺された少年(モンゴメリイ・クリフト)が
困難を乗り越えて大牧場主になってゆく物語であります。

白人たちもまた、大きな困難と犠牲を乗り越えて国を創ったということです。

「アパッチ砦」

2017年04月26日 18:02

「アパッチ砦」

きょうも西部劇を上映しました。

本日の文芸坐三浦館上映の映画は、
1948年公開のジョン・フォード監督作品「アパッチ砦」であります。

主演はジョン・ウェインヘンリー・フォンダ

騎兵隊とアメリカ先住民・・・つまり謂うところの“インディアン”。
この両者の闘いを描いています。

ジョン・フォードジョン・ウェインと騎兵隊とインディアン。
これぞ西部劇といったイメージを持つ人も多いことでしょう。

しかし、
これを現代の目で観ると、変わっていることが判ります。
西部劇も、ステレオタイプの見方が出来なくなりました。

騎兵隊は侵略者で搾取者でありました。アメリカ合衆国の原罪であります。


先住民を理解し認め話し合いを模索するジョン・ウェイン演じるヨーク大尉と、
白人に従わない反抗的な先住民を叩き潰そうとして功を焦るあまり無謀な作戦を実行し
多くの兵士を死なせてしまう司令官のヘンリー・フォンダ演じるサーズデイ中佐。

現代のアメリカ人はジョン・ウェインヘンリー・フォンダどちらを大統領に選ぶでしょう?



「牛泥棒」

2017年04月25日 18:09

「牛泥棒」

久しぶりに西部劇です。

本日の文芸坐三浦館上映の映画は、
1943年に公開された、ウィリアム・A・ウェルマン監督、
ヘンリー・フォンダ主演の「牛泥棒」ですが、
日本では劇場未公開の作品です。

ここからネタバレです。

物語は、
或る町の牧場主が殺され牛が盗まれたという報せから始まります。
主人公を含む町の自警団が組織され犯人探しに向かうのでした。

すると、
牛を連れた3人の男たちが野宿していたところを見つけ、捕まえました。
しかし、3人は無実を主張しています。

自警団の男たちの中で、
裁判を経ずに縛り首にするよう主張する者たちと、
裁判をやって裁くべきたと主張する者たちに分かれます。

結局、裁判に反対した多数に押し切られ、
3人の男たちの縛り首が実行されました。

するとそこに保安官がやって来て、
“牧場主は死んでいないこと”と“真犯人を捕まえたこと”が伝えられます。

呆然とする町の男たち・・・。

この映画は、
自制心を失った正義感が、いかに自分で自分の心を欺くのか、
自分の良心や本心に反していると気づきながら正当化するのか、
教訓として我々に知らしめてくれます。

ところで、
この映画を戦争中に作ったところがアメリカ合衆国の凄いところでしたが・・・。


「億万長者」

2017年04月24日 17:05

「億万長者」

文芸坐三浦館で本日上映したのは、
市川崑監督作品ながら、脚本を安部公房と共同執筆したという映画「億万長者」です。

出演者は、
木村功久我美子岡田英次左幸子山田五十鈴北林谷栄加藤嘉伊藤雄之助信欣三高橋とよ多々良純関京子織田政雄薄田つま子春日俊二織本順吉西村晃高原駿雄清村耕次嵯峨善兵松山政路、ほか。

芸達者を揃え、それぞれの魅せ場の多い傑作な映画であります。

その映画「億万長者」は1954年に公開されましたが、
製作したのは、岡田英次木村功織本順吉金子信雄といった俳優たちと、
日本のプロデューサー・システムの草分け的存在の本田延三郎が設立した
青年俳優クラブ青俳)」であります。

後に、蜷川幸雄西村晃高津住男小松方正川合伸旺梅津栄青木義朗倉橋健佐藤信蟹江敬三石橋蓮司宮本信子真山知子斉藤晴彦横山リエ本田博太郎など、そうそうたる演劇人を輩出しました。

映画「億万長者」は、その「青年俳優クラブ」の自主映画第1作でしたが、
水爆実験原爆マグロや汚職や脱税といった過激な要素を、
デフォルメしカリカチュアされたブラックコメディーが敬遠され、
興行的に失敗して「青年俳優クラブ」は“青色吐息”。そして劇団は分裂。

その後、
本田延三郎さんはプロデューサー・システムの「五月舎」を創り、
むぅむぅ(義父)が製作をお手伝いするようになったのでした。


「横道世之介」

2017年04月23日 17:59

「横道世之介」

文芸坐三浦館本日の上映作品は、
原作吉田修一、監督沖田修一
高良健吾吉高由里子主演の青春映画「横道世之介」!!

ところで突然ですが、
重いと軽い、厚いと薄い、「重厚」と「軽薄」。
明るいと暗い、「明るさ」と「暗さ」。

この4つの要素を組み合わせて優先順位のマトリックスを描いてみると、
「明るくて重厚」が最優先だと判ります。

そして、「暗くて重厚」と「明るくて軽薄」は、どちらを優先するか悩みます。

最後に、「暗くて軽薄」は論外でしょう。


確かに、
「重厚」と「軽薄」の二つを比べたら「重厚」の方に価値があると思います。

ケド、
それはそれに気づいてない若さであったり、
怖ろしいほどの能天気さであったり、掛け値なしの善意であったりするワケで、
そんな朗らかさ、明るさに救われたときもありました。

だからそれは、
見方を変えれば「軽薄」なんじゃなくて、「明るさ」だったのかもしれませんね。

そして、
やっぱ「暗い」より「明るい」方が救われます。

そんな横道世之介
「むかしこんな奴いたよなぁ」と思い出しながら観てたんですが、
それが“誰”だったのか判りません。

でも、横道世之介ってどこかにいましたよね?



「ドリームガールズ」

2017年04月22日 17:00

「ドリームガールズ」

文芸坐三浦館、本日上映の作品は、
伝説的な黒人女性グループ「スプリームス」をモデルにした
ブロードウェイ・ミュージカル『ドリームガールズ』が原作の
2006年公開映画「ドリームガールズ」でございます。

文芸坐三浦館では、
このところミュージカル映画がつづいておりますが、
むぅむぅ(義父)は自他共に認めるミュージカル好きなのです。

おかげでかみさんは、昔からミュージカルの舞台を観て育ったようですが、
わたしは、特にミュージカル好きというワケでも詳しいワケでもありません。

ですが、
むかしは「劇団音楽座」の舞台の隅っこに立ったり、
博品館劇場」で、アシスタント・プロデューサーを務めたり、
月刊ミュージカル」という雑誌の創刊時にお手伝いしていたこともありまして、
わたしも、それなりに“ミュージカル”と共に育っていたのであります。


「マンマ・ミーア!」

2017年04月21日 17:44

「マンマ・ミーア!」

文芸坐三浦館、本日上映の作品は、
2008年にイギリス、アメリカ、スウェーデンで共同製作された
ロマンティック・コメディのミュージカル映画「マンマ・ミーア!」であります。

ABBAの曲が全編に散りばめられた世界的なミュージカルの映画化です。

物語は結婚を控えた女性が顔も知らない父親を結婚式に招待しようとして、
3人の父親候補者を招いたことから起きるてんやわんやを描いています。

主演のシングルマザー役は、
大統領に「ハリウッドで最も過大評価された女優の一人」と云われた、
“誰からも”押しも押されもしない名女優・メリル・ストリープ


ところで「マンマ・ミーア!」って、どういう意味かご存知ですか?

イタリア語を直訳すると「わたしの母さん」という意味なのですが、
「なんてこった!」とか、「Oh My God(オー・マ・ガッ!)」
というような使われ方をするようですよ。

ところできょうは一週間で一番タイトな金曜日、マンマ・ミーア!!



「雨に唄えば」

2017年04月20日 18:07

「雨に唄えば」

本日文芸坐三浦館で上映の映画は昨日につづいて、
1952年公開のMGMミュージカル映画の名作「雨に唄えば」であります。

ところで、
東の横綱がフレッド・アステアなら、西の横綱はジーン・ケリーでしょう。

ジーン・ケリーフレッド・アステアより13歳年下ですが、
二人ともMGMのミュージカル映画の黄金期を支えた両雄なのであります。


さて、
雨に唄えば」の主演は、監督も務めたジーン・ケリーであります。

物語が、所謂映画や舞台の裏側を描いたバックステージ物だということも、
スター俳優(ジーン・ケリー)と恋人の大女優(ジーン・ヘイゲン)は有名カップルなのに、
スター俳優が駆け出しの女優(デビー・レイノルズ)と恋仲になってしまうという展開も、
昨日上映した「イースター・パレード」とソックリですが、それもそのハズです。

イースター・パレード」の主役を演じるハズだったジーン・ケリーが足を骨折して、
引退していたフレッド・アステアに直談判して主役を譲って演じてもらうことにしました。

すると、
イースター・パレード」は、フレッド・アステアが引退を撤回するほどの大当たり。
だから、ジーン・ケリーは二匹目のドジョウを狙ったのでしょうか?
しかし、二匹目はウナギだったというおはなしですが・・・。




「イースター・パレード」

2017年04月19日 17:36

「イースターパレード」

本日文芸坐三浦館で上映された映画は、
1948年公開のMGM映画「イースター・パレード」ですが、
戦後日本で初めて公開された本格ミュージカル映画だと謂われています。

アーヴィング・バーリンの名曲とダンス・ナンバーが散りばめられた
アカデミー賞のミュージカル音楽賞受賞作品。
監督はチャールズ・ウォルターズであります。


ところで、
フレッド・アステアジュディ・ガーランドのW主演ながら、
本来主演を務めるハズだったジーン・ケリーが足を痛めたために、
既に引退していたフレッド・アステアに、ジーン・ケリーが直談判し、
代役を引き受けさせ、延いてはアステアを復活させたという伝説の映画です。

まさか、
引退していた人とは思えない程もの凄い、フレッド・アステアであります。

この映画、
最初から10分観ただけで元を取れますが、30分観ると得をします。
「サラダの説明」は“オマケ”としても、最後まで観れば一生の宝です。


それにしても、
主役が怪我をしたから引退した先輩に直接交渉して代役を頼むなんて、
宮原知子が、代役を浅田真央に頼むくらいあり得ないことだったでしょうね。






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