「続 男はつらいよ」

2017年03月04日 18:50

「続 男はつらいよ」

本日、文芸坐三浦館上映の映画は、
1969年11月公開の松竹映画「続・男はつらいよ」であります。

男はつらいよシリーズの第2作目であります。

第1作の評判がよかったので、
急遽創られて、第1作公開の3か月後に公開されたのがこの第2作。

それで「続」の冠が付いているのでしょうが、
この「続」の評価がまたよかったので、第3作につながったのでしょう。


ところで、
寅さん人気とは反対に、世間にはむかしから寅さんを批判する向きもあるようです。
言葉遣いがワルいだの、職業が問題だの、リアリティーがないだの、説教くさいだの、
諸々であります。

確かに荒唐無稽でありますし、設定にツッコミどころもあるでしょう。

時代とは言え、
差別を感じるセリフや男女の役割を断定的に描いている場面もあります。

しかし「男はつらいよ」は、フィクションです。
所詮、その時代時代のおとぎ話ですよ。

そのおとぎ話から、観た人がなにを感じるか、
なにを面白がり、なにに共感し、なにに涙するか、
それは観た人の想像上のことでございます。

多くの日本人が、お盆休みや正月休みを楽しみにしていたように、
マンネリズムと揶揄されようと、この映画の世界を楽しみにしたのです。

矛盾も、ナンセンスも承知の上で、
自らの故郷や生い立ちや家族を想って、
もし、本当に寅さんがいてくれたらなぁ・・・と思って観ていたのです。

ただそれだけのこと、ツッコむのは野暮ってもんですよ。
向きになることじゃございやせん。



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