「男はつらいよ」

2017年03月03日 17:32

「男はつらいよ」第1作

山田洋次監督の映画を、乱暴ですが大まかに分けます。

ハナ肇さんが主演した所謂「馬鹿シリーズ」などの喜劇。

下町の太陽」「家族」「故郷」「同胞」といった庶民生活が、
ドキュメンタリータッチで描かれた社会派要素の作品群。

渥美清さん主演の「男はつらいよ」シリーズ。

そして、それ以外の作品。

むぅむぅ(義父)に、
「どれがスキですか?」と訊きましたら、「寅さん」と答えました。

というワケで、
本日、文芸坐三浦館の上映作品は「男はつらいよ」であります。

ところで、「続」とか「新」とか「望郷篇」「純情篇」という冠や、
「寅次郎忘れな草」、「寅次郎夕焼け小焼け」といったサブタイトルが付いていない、
男はつらいよ」という映画は、第1作だけでしょう。

その代わり、
渥美清の”というクレジットがついています。

これは、
ハブを捕りに行って、ハブに噛まれて死んでしまったテレビ版の寅次郎が、
渥美清主演映画となって復活するんだという謳い文句だったのでしょう。

さて、全48作、特別篇を入れたら49作の「男はつらいよ」シリーズの、
まだシリーズ化が決まっていなかったときに創られた記念すべき第1作は、
1969年(昭和44年)8月27日に公開されました。

この映画、
マドンナとして登場するのは光本幸子さん、ゲストは志村喬さんです。

まだ、様々な設定が定番化していないときの演出ですから、
それを比べて観るのもおもしろいでしょう。

毎年、お盆休みと正月休みの時期に公開されるのが定着するのは、
3年後の第10作目あたりからのことです。



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