閉店一年

2015年08月31日 23:59

学生時代から、現在に至るまで、
わたしが、大変にお世話になっている人がいます。

演劇科の学生時代から通っていた
門前の中華料理屋のおばさんです。

学生時代には、代金を払って食事していましたが、いつの頃からか、
大人になってからは代金を受け取ってくれませんでした。

食事が済んでも、
珈琲や菓子や果物を出して、もてなしてくれました。
なんでも、話を聴いてくれました。

それに甘えて、長い時間話し込んだことも度々ありました。

その中華料理店も、
去年の8月31日をもって、長年営んできたお店を閉めました。
閉店の辞は、わたしが清書したものが貼られました。

去年の、その閉店の日、
わたしは、東京にいませんでした。

宇佐八幡宮

その日、わたしは大分県宇佐市におりました。

何年も前から、〇〇軒閉店の日には、
わたしが最後の客になろうと勝手に決めておりましたが、
それは叶いませんでした。

宇佐八幡宮に詣でながら、そのことを詫びておりました。

あれから、きょうで一年が経ちました。
おばさんに電話してみました。

例によって、
自分のことをさて置いて、わたしの話を聴いてくれました。

K生軒


スポンサーサイト

早変わり

2015年08月30日 23:59

再会

年寄りの感じる時間というものは、
一日は長く、一年を短く感じるものだそうです。

また、子供の時間というのは、
一日が短く、一年は長く感じているものだそうです。

光陰矢の如し、
わたしなど、1・2年前に会った知人を、“最近”会ったと云っております。
2・3年がまとまって矢の如く飛び去っていく感覚です。


さて、
きょう、大阪新歌舞伎座興行「新・水滸伝」公演は、
御陰様で昼の部をもって千穐楽を迎えました。

世を憂う山賊たちを主人公にした壮大なピカレスク大作「水滸伝」。

お稽古の期間を含めて約一か月間、
大阪に滞在していた息子が東京に帰ってきました。

5歳の子にとっては、
一か月という時間はさぞ長かったことでしょう。

しかし、
子どもといっしょに遊ぶ間もなく、
スーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド)「ワンピース」のお稽古が始まります。

山賊たちが、こんどは海賊たちに早変わりします。

スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」

「サウンド・オブ・ミュージック」

2015年08月29日 23:59

ドは、ドーナツのド
レは、レモンのレ
ミは、みんなのミ
ファは、ファイトのファ
ソは、青い空
ラは、ラッパのラ
シは、幸せよ
さあ歌いましょ

ご存知、「ドレミのうた」。

これは、
リチャード・ロジャース作曲、
オスカー・ハマースタイン作詞、
ハワード・リンゼイラッセル・クラウス脚本による
1959年のミュージカル作品
サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌です。

表題曲の「サウンド・オブ・ミュージック」をはじめ、
エーデルワイス」や「私のお気に入り」、「ドレミのうた」など、
おなじみの曲が数多いミュージカルです。

さて、この「ドレミのうた」ですが、
日本語の歌詞に翻訳したのは、どなたかご存知ですか?
歌手のペギー葉山さんです。

英語の歌詞は、つぎのとおり。

Doe, a deer, a female deer
Ray, a drop of golden sun
Me, a name I call myself
Far, a long, long way to run
Sew, a needle pulling thread
La, a note to follow sew
Tea, a drink with jam and bread
That will bring us back to Doe

これを、そのまんま訳すと、こうなります。

ドゥは、鹿、メスの鹿
レィは、夕陽の光
ミーは、自分で自分を呼ぶとき
ファーは、遠くまで走ってゆく道のり
ソーは、糸をひいている針
ラーは、その針で縫うこと
シ(ティー)は、紅茶、ジャムやパンと飲むもの
そしてまたドゥに戻りましょう

ペギー葉山訳は、
雌鹿(Doe)が、ドーナツになったり、
光(Ray)が、レモンだったりしますが、名訳でしょう。



きょうは、劇団四季公演「サウンド・オブ・ミュージック」を観に行ってきました。
モチロン!まご娘に観せるためであります。

劇団四季の「サウンド・オブ・ミュージック」の「ドレミのうた」も、
ペギー葉山訳で歌っていました。

サウンドオブミュージック



金魚すくい屋さん

2015年08月28日 23:59

金魚すくい屋さん

きょうは、こどもたちの“お祭り”でした。

金魚すくい、ヨーヨー釣り、ボールすくい、ボーリング、輪投げ、
綿菓子、かき氷、焼きそば、たこ焼き、なんでもあります。

こどもたちが、お店の人をやります。

まご娘は、金魚すくい屋さんをやりました。
金魚すくい屋さんの親方は、飲み友だちのMちゃん。
まるで、本物のテキヤの風情をしていました。 


さて、
水槽には、100匹ほどの小さな金魚が入っています。

色とりどりのポイ(金魚をすくう和紙を張ったもの)で、
一人3匹までなら、何度でもチャレンジできます。

上手にすくえる子もいますが、
すぐに紙を破いてしまう子たちが続出しました。

ところが、ポイの用意が足りません。

そこで、急きょわたしも金魚すくい屋さんになりました。
といっても、ポイ作りです。

濡れて破れたポイを布で拭いて、
輪っかの上に和紙を乗せ、その上からもう一つの輪っかをはめるのです。

ところが、指先が少しでも濡れていると、
指に紙が張り付いて、上手く紙が張れません。

また、紙が濡れるとポイの強度が落ちてしまいます。

次々に回収される破れたポイを拭いて、
新たに紙を張る作業は、熟練を要します。

ところが、
いつの間にか、隣でまご娘もその作業を始めていました。
なかなか根気の要る、むずかしい作業です。

「順番ね、並んでならんで!」
仕切り方も一人前のテキヤさんです。

金魚すくいをやって遊ぶより、
金魚すくい屋さんになったほうが、断然オモシロいのでした。


クリームシチュー

2015年08月27日 23:59

きょうの一皿

きのう、
東京都心の最低気温は、20℃を下回ったのではないでしょうか?
20℃というのは、4・5月、10・11月の最高気温と同じくらいでしょう。

そこで、
昨夜は、夕食にポトフを作って出しました。

そのポトフを見たまご娘が、
「あしたの夜は、シチューがいい」と注文しました。

ポトフも「美味しい!」と云ってお替わりしてくれましたが、
きょうは、昨夜のリクエストに応えてシチューを作りました。

シチューといっても、
まご娘が望んでいるのは、クリームシチューです。
クリームシチューは、息子(まご娘のパパ)の好物です。

たまたま偶然ですが、
食材に、徳島の赤鶏と、三方原(浜松)の馬鈴薯を使いました。
人参は、徳島だったかどうか判りません。
玉ねぎは、確か北海道だったと思います。

徳島は、わたしが生まれた土地、
三方原は、わたしが育った土地です。

ところで、
息子が大阪に行っている間に、季節は変わりました。
シチューなど、温かいものが美味い季節です。

クリームシチュー


サバイバル

2015年08月26日 23:59

このところ、
連日“寝屋川の事件”を報道しています。

且つて、世界でも有数の治安の良さを誇っていたこの国も、
安心・安全とは言えなくなったような気がします。

子供が育つのは、もやはサバイバルなのかもしれません。


ところで、
今朝、テレビのワイドショーが放送していたことですが、
子どもたちが携帯電話(スマートフォン)を持つことは、
もはや、当たり前になっているのだそうです。

その保護者の多くが、
「持たせていたほうが安心だから」と応えるのだそうです。

基本的には、電波さえ届けば連絡がつく携帯電話ですから、
持っていてくれれば、連絡がとりやすいのは解ります。

ですから、
なにかあったら連絡を取り合える携帯電話は“安心”なのでしょう。

しかし、
携帯電話を持っていると“安全”なのでしょうか?
携帯電話が、防犯に役立つのでしょうか?

いま、子どもたちの間で、
LINEが流行っているのだそうです。

LINEでやりとりするので、
携帯電話番号やアドレスを教える必要もないのだとか。

そのLINE上のやりとりの方が、実体よりリアルになってしまって、
LINEの仮想空間から抜け出せない“依存”が増えたのだそうです。

そんなLINEの仮想のつながりが安心感を持たせ、
子どもたちが危ない場所へ向かうことを助長しているという内容でした。

携帯電話を与えるだけで買える“安全”はありません。

携帯電話を与えたときに、
連絡がとりやすいという“安心”だけでなく、
つながりが必ずしも“安全”ではないことと、
携帯依存に陥らないことを、
子供に理解させてこそ、得られる“安全”です。

子どもたちのサバイバルの方法として、
もう一度、考えてみるべきではないでしょうか?



5歳の記憶

2015年08月25日 20:36

5歳の記憶

わたしが5歳2ヶ月だったとき、弟が産まれました。

わたしと同じ誕生日の妹は、3歳2ヶ月でした。

そのひと月ほど前から、
わたしは、徳島の父の実家に預けられていました。

父が、本土復帰前の沖縄へ農業調査に行くので、
臨月を迎える母にとって、わたしと妹が負担になると思い、
父は、わたしだけを徳島の実家に預けようと考えたのでしょう。

父の実家では、それはそれは喜んで迎えてくれたと思います。

それでも、5歳の子どもにとって、
ひと月という期間は、相当に長いものだったでしょう。

しかし、祖父も祖母も、
伯父伯母も、近所の人たちも優しく可愛がってくれました。

そして、
父の妹である叔母も、一時わたしを預かってくれました。
夫婦で食堂を営んでいた叔母は、よく中華そばを作ってくれました。
ぎょうさん食べーよ、と云って、食べると褒めてくれました。
いっしょに初めて銭湯にも行きました。

父の実家に帰るので、バスにわたしを独り乗せるとき、
運転手さんに何度もなんども、よろしくお願いしますと頼んでくれました。

きょうは、その叔母が亡くなって5年目の命日です。

わたしのまご娘が産まれたとき、
叔母は亡くなったわたしの母に代わって大層喜んでくれました。
送った写真を毎日見ていると云っていました。

あのとき生まれたまご娘は、いま5歳2ヶ月です。

まご娘にとって、
現在の記憶は、将来に亘って鮮明に残ることでしょう。


合掌


コワイもの知らず

2015年08月24日 23:59

「ワンピース」

大阪上本町の新歌舞伎座公演「新・水滸伝」も、
残すところあと1週間となりました。(30日千穐楽)

まご娘が、
パパが帰ってくるのを指折り数えて待っております。


さて、澤瀉屋一門は、
9月に入ってすぐに10・11月公演のお稽古を始めます。

10・11月は、新橋演舞場公演
スーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド)「ワンピース」

歌舞伎の演目がカタカナというのも珍しいのですが、
原作が、大ヒットした漫画というのは初めてではないでしょうか?

さて、
歌舞伎に詳しい方は、漫画「ワンピース」をご存知でしょうか?
また、漫画「ワンピース」のファンは、歌舞伎をご覧になるのか?
いずれのファンにとっても、興味はあれど受け容れられるものか、
そこが心配なところであります。

歌舞伎界で、様々なチャレンジをつづけてこられた
三代目猿之助、現・猿翁さんは病に倒れられて久しく、
十八代目中村勘三郎さん、
十二代目市川團十郎さん、
十代目坂東三津五郎さん、
これらのリーダーたちは、もう此の世にはおられません。

その志を継承しつつ、新たなチャレンジを担うのは、
既に40代・30代の人たちに移っています。

まずは、コワイもの観たさでも結構です。
歌舞伎のコワイもの知らずのチャレンジをご覧ください。

スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」

夏のおわりに

2015年08月23日 23:59

とんぼ獲り

きょうは、ジィジといっしょに公園にいきました。

公園の芝生の上を、トンボがたくさん飛んでいました。

シオカラトンボやウスバキトンボが飛んでいました。

「もう、秋だなぁ」とジィジがいいました。

トンボ獲り

あみを持って、トンボを追いかけました。

「指を立てると、トンボが止まるよ」とジィジがいいました。

セミ獲り

セミが大きな声で鳴いていたので、

大きな木のところに行ってみました。

せみ獲り

ニイニイゼミクマゼミヒグラシミンミンゼミ

混声合唱です。

トンボ

トンボの成虫は、一か月ほど、

せみ

セミの成虫は一週間、

天寿を全うする前に、
おもいっきり飛んで、おもいっきり鳴くのだそうです。

だから、サヨウナラ!

サヨナラ


寝屋川の事件に想う

2015年08月22日 23:59

這えば立て、立てば歩めの親心。

しかし、
歩みだせば、転ばぬか足を痛めはせぬかと心配し、
独り立ちを邪魔します。

こうして、大事に大事に育てた子も、
世間に出てゆけば、どんな目に遭うかも判らない、
車が心配だ、川が心配だ、怪我が心配だ、友だちが心配だ。
子が生まれた幸せを裏返せば、心配の種が増えたのです。

この世の親や爺婆たちは、概ねそう考えていることでしょう。

そんなわたしたちにとって、
余りにも胸の痛い事件が起こりました。
寝屋川の中学1年生の女の子と男の子が殺された事件です。

神も仏もいないのかと思います。

12歳・・・。

これから先、
人生の辛苦を味わって、存分に幸福になるはずの命でした。

12歳で命を終わらせる人生とは、何なのでしょうか?
どのような意味を解けばよいのでしょう。

それがその子の運命なのだからとは、わたしは思いません。
それでは、この犯行を行った者の罪を赦してしまいます。

お二人は、理不尽にも殺されたのです。
絶対に、あってはならないことだったのです。

人間が、己の欲望に負けて人を傷つけたり殺めたり、
それも幼気な子どもの命を奪うなどということは、
絶対に、あってはならないことなのです。

そして、
容疑者が福島で除染作業をしていたという報道がありますが、
福島の各地で、懸命に作業を行ってくれている作業員の皆さんが
この件で、偏見の目で見られることがないことを願います。


ラスベガス歌舞伎フェスティバル

2015年08月21日 23:59


歌舞伎美人より>

「ラスベガス歌舞伎フェスティバル」

ラスベガスで初の歌舞伎舞台「鯉つかみ」が終わりました。

松竹が、MGMリゾート・インターナショナル社の協力を得て催した、
「KABUKI」を世界に向けて発信するという企画です。

ラスベガスのストリップ大通りに面したベラージオの巨大噴水を使い、
噴水の池の中央に舞台を設え、池全体と噴水を使った一大「KABUKI」ショー。

出演者は、市川染五郎さんと中村米吉さん。

中村米吉さんの父上、中村歌六さんのことを、
うちのかみさんは、“お兄ちゃん”と呼び、
うちの息子たちは、“歌舞伎のおじちゃん”と呼んでいました。

中村米吉さんは、
我が家では、“しゅうちゃん”、まご娘も“しゅうちゃん”と呼びます。


今回の催し、
ラスベガスで事業を営んでいる息子Yも、
ベラージオからの招待を受けて観に行ったようですが、
息子にとっても、感慨深いものだったことでしょう。

さて、
フェスティバルは、来年5月の第2弾が企画されますが、
どのような内容に、なるのでしょう・・・か?


ホテルの朝食

2015年08月20日 23:59

朝食①

旅行の楽しみといえば、食事です。

その土地の名物をいただくことも楽しみですが、
朝食を摂る楽しみもあります。

と云っても、
わたしたち夫婦は、普段朝食を摂りません。
珈琲を飲むだけです。

まご娘のために朝食は作りますが、
基本的には、自身朝食を食べません。
朝食を摂ると、体調が狂うのです。

しかし、
旅行中は、朝食を摂ることにしています。
定食スタイルにせよ、ビュッフェスタイルにしろ、
朝食は楽しみであります。

朝食②

さて、きょうも皆で朝食をいただきました。

この宿は、
36階の展望レストランでビュッフェがいただけます。

きのうは、御飯にお味噌汁と納豆という和テイストでしたから、
きょうは、パンをいただくことにしました。

パンも10種類ほどの様々なパンが並んでいます。
パン好きのわたしの悩むところであります。

パンでも御飯でも、トマトジュースは欠かせません。
珈琲も必ずいただきます。

まご娘は、
まず、近頃気に入っている“猫まんま(ご飯にお味噌汁)”。
お味噌汁は、なめこのお味噌汁でした。

フルーツは、柑橘系が大好きです。

目移りしながら、お腹いっぱい。

ですから、朝食を摂ると体調がワルくなるんですってば!

朝食③


最新記事