冬来たりなば、春遠からじ

2011年01月31日 23:59

ブログ 017

息子Yが、戻ってゆきました。

もう当たり前になりましたが、戻る処はアメリカ合衆国・ロサンゼルスです。

息子Yが昨年クリスマスに帰国して、
一緒に小田原にも行きました。香港にも同行しました。
年末年始を共にして、E-2ビザも無事に更新できました。
短いような、長いような時間でした。

親との別れを惜しむというよりは、
困難なことも待っているでしょうが、意識は仕事に向かっているようでした。


気がつけば、今年も1月はきょうで終ります。

北陸を中心に、北国は寒波の影響で猛烈な降雪だそうですね。
雪による事故も増え、交通も車1,000台ちかくが立ち往生するなど、
雪慣れしている人々にも、影響は大きそうです。

一方、オーストラリアには、ハリケーンだそうですね。
九州の霧島連山は、大噴火がつづいています。
巨大な溶岩ドームも形成されているようで、余談を許しません。
農産物を中心に、深刻な被害が出ているようですし、
加えて、鳥インフルエンザ被害も拡大しているようです。

ニュースを見れば、
政治の話題と、アジア杯の優勝と、斎藤佑樹選手のキャンプイン。

困難は多く、悩みは深刻でしょうが、新たな一年が始まったようです。

冬来たりなば、春遠からじ

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シュガーポップ

2011年01月30日 18:13

おひなさま

きょう、おひなさまが届きました。

愛知県大府市に住む妹が、孫のC に贈ってくれたのです。
妹は、大府であつまり処「わのや」を主宰しています。

我…気が向いたときに集い、世代を越えたそれぞれが
  我が家のような気楽さと居心地のよさを感じられる処。

和…心をこめ、手をかけて作られたものに囲まれる温かさと和みの空間。
  和のたたずまいの中で人が相和する処。

話…人の話に耳を傾け、聞きとられ、認められる処。

輪…人と人がつながって交わり、少しずつ輪となる処。

環…物は形を変え、用途を変え、循環し、生かされて大切にその命を全うする。
  還る命、人も物も互いに生かし合う処。

「わ」が、“キーわード”というわけです。 

わのや講座 
 徳永愛さんの講座の様子

この“おひなさま”は、その「わのや」主催の講座で講師を務められた、
シュガーポップアーティストの徳永愛さんに、
妹が頼んで創っていただいたものなのだそうです。

徳永愛さんは、
3年前の旅行中に、ニューヨークでカラフルなケーキのデコレーションに魅せられ、
それをきっかけにインストラクターの資格を取られたのだそうです

C とお雛様

おひな様

クッキーの上にシュガーで描かれた細工を、間近でお見せしたいのですが、
お分かりですか?

C とおひなさま

C は、さっそく口にもっていこうとしました。
モチロンなんでも口に入れようとしてしまいます。

これは、お菓子ですから食べられますが、
とても食べるのは勿体ないので飾っておこうと思います。

ただし、
牧之原のおじいちゃんと、おばあちゃんが贈ってくださるという、
お雛様も、楽しみだねC!





普通の舞台

2011年01月29日 23:59

きょうは、芝居を観に行ってきました。

昔、私も舞台に立ったこと、演出をしたことのある劇場でした。
気づいたのですが、舞台や客席から、よい香りがしました。
多分、外国製の消臭剤が撒かれていたのでは、ないでしょうか?

劇場特有の、ホコリ臭さやカビ臭さが、花の香りに替わっておりまして、
久しぶりの劇場でしたが、懐かしさがありませんでした。

客席に座っていると、
なんとなくお芝居は初めてといった観客が多いことに気づきました。
制作者の方や、場内整理員の方の振る舞いも、慣れていない様子です。

主演者や、プロデューサーのお名前から見ても、
そんなことを、想像させます。

さて、毎度申し上げておりますように、
お芝居の感想は、わたしの評価が入りますので、書きません。
只、別の意味で思ったことを書こうと思います。

きょう、お芝居を観に行ったのは、
後輩のIが出演していたからなのですが、
終演後、かみさんと三人で食事を共にしました。

そこで、今回の出演要請段階から稽古、
そして舞台稽古を経て本番までの様子を聴きました。

相当な、鬱憤が溜まっていたのでしょう。
Iは料理に手をつける間も惜しんで、一気に話してくれました。
聴けば、確かに普通ではない稽古場や舞台の様子でありました。

Iのストレスは極限に達し、体調まで崩したようでしたが、
舞台を観る限り、流石にそれは感じませんでした。


そこで、思ったこと。
先日来書いておりますように、去年の秋から一つのことを考えています。
それは、謂ってみれば新しい創造作業なのですが、
きょうのお芝居を観て、Iの話を聴いて、思ったのは、
「お芝居に、これが普通なのだ、ということはない」
ということでした。

観客がよいと観るか、よくないと観るかは別として、
芝居を創ることに、「当たり前」とか「普通」とか、
「常識的には」とかは、要らないんじゃないでしょうかね。

わたしもいま、
「普通じゃないもの」を、創造しようとして葛藤しておりますから。



出合うべくして

2011年01月28日 17:29

朝日新聞(2011年1月28日)
2011年1月28日朝日新聞(朝刊)

朝、大府の妹からメールをもらいました。
「朝日新聞の“ひと欄”に稲塚さんの記事が載ってるよ」
という内容でした。

インターネットでニュースを読むクセがついてしまった私は、
早速、義父から新聞を借りて読んでみました。

そこには、
ドキュメンタリー映画「二重被爆」と「二重被爆 語り部・山口彊の遺言」の
映画プロデューサーで監督の稲塚秀孝さんの、優しく微笑んだお顔が載っていました。
背景に映っているのは、二重被爆され去年1月に93歳で亡くなられた山口彊さんです。

稲塚さんと、初めてお目にかかったのは、
去年の11月4日「二重被爆 語り部・山口彊の遺言」の試写会のときでした。
NYのゆみさんからお誘いいただき、稲塚さんに映画を観せていただいたのです。

それから、10日ほど経って、
稲塚さんから「お会いしたい」というお申し出がありまして、
渋谷の喫茶店で再会して、意見交換する機会を得ました。

テレビ番組のプロデューサーとして、数多くのご経験をお持ちで、
実績のあるお仕事をされた方とは思えぬほど、腰の低い温厚な方でした。
いつも思うのですが、私の経験から言っても、
第一線のお仕事をされている方ほど、礼儀正しい方が多いように思います。

時間が経つのを忘れ、長話をして別れましたが、
すぐに、二重被爆についての資料を送ってくださいました。
ABC放送、NHK、TBSなど、去年夏から秋にかけて放送された
テレビのドキュメンタリー番組を収めた、DVDが同封されていました。

それ以外にも、山口さんのご本を始め、
映画「二重被爆」と「二重被爆 語り部・山口彊の遺言」のDVDも頂戴しました。

これだけの資料を前に、
私は一つのミッションを持ちました。

それは、私が出合うべくして出合ったミッションだと、謂えるかもしれません。

それが、なんであるかは、まだ申し上げられませんが、
いずれ、コミットメントすることになると、思います。


ポーレ・サヴィアーノ写真展

2011年01月27日 18:57

NYのゆみさんからのお知らせをお伝えします。
またしても、
日本の情報をニューヨーク経由で教えていただいた、というワケです。三浦

ギャラリー・エフ写真展

親愛なる皆様

本日、氷点下14度の寒いニューヨークからお便りします。
数日前、BBC放送が被爆者を嘲笑したニュースが駆け巡り、
改めて継承することの大切さと、戦後生まれの私達が
「本当に知ることの大事さ」を実感しました。

日本人だけでなくアメリカ人でも同じ思いを持っている人たちもいます。
友人の写真家、ポーレ・サビアーノさんもそのひとりです。
自分のプロジェクトとして、
空爆、原爆体験のある人たちのポートレートを撮り続けています。

来る2月に東京とドイツ・ドレスデンにて写真展が同時開催されることになりました。
東京では東京大空襲体験者、第5福竜丸元乗組員の語り部のイベントも開催されます。

是非、お友達とお誘いあわせの上お越し下さい。
私は遠くからですが応援しています。

タナカ有美


ポーレ・サヴィアーノ写真展
FROM ABOVE: DRESDEN/ TOKYO


アメリカ人写真家、ポーレ・サヴィアーノが、
ドレスデン大空襲被災者11名と、東京大空襲被災者6名を
撮影した肖像写真の展覧会。
歴史書に登場することのない人間一人一人の感情に向き合い、
戦後65年を生き抜いてきた人々の「現在」の姿を映した作品群。

2011年 2月4日(金)~27日(日)
12:00~20:00(最終日は17:00まで) 火曜定休
入場無料 (各イベントを除く)

《証言イベント》
■2011年 2月13日(日)14:00
東京の声 / 東京大空襲の証言|二瓶治代さん
演奏|シマカワコウヂ

■2011年 2月27日(日)18:00
ビキニの声 / ビキニ環礁水爆実験の証言|大石又七さん
演奏|シマカワコウヂ

参加|1,500円(1ドリンク付)

定員|25名/要予約

※各イベント開催時間中はイベント参加者(要予約)のみ入場可能

会場:ギャラリー・エフ地図


日本と韓国

2011年01月26日 20:30

昨夜の、アジア杯日本対韓国戦は、いい試合でしたね。

といいましても、呑んだくれておりましたので、
リアルタイムでは観てはおりませんでしたが。

昨夜、旧友二人と、
新宿のゴールデン街近くに在る韓国料理店で食事していましたら、
遅くまでやっているハズのお店なのに、きょうは閉店だと謂われまして、
訊いたら「韓・日戦があるでしょ?」ということでした。

大韓民国とは、ときには争うこともありますが、
お互いに引越しできない隣国同士、
お互いの切磋琢磨の相手として、わたしは親しみを感じます。


そういえば、
10年前のきょう1月26日の夜、
新大久保駅のホームから線路に転落した人を援けようとして、
韓国人留学生の青年と、日本人カメラマンの方が亡くなりました。

あの日の昼間、
わたしも新大久保駅を通過する電車に乗りましたが、
事故は、とても身近で起こったような気分だったのを憶えています。

それにしても、新大久保駅を利用したり、通過するたびに、
事故のことを思い出し、転落事故が起こった“その時”、
咄嗟に行動したお二人のことを想像することが、
クセのようになってしまいましたよ。

あのお二人が、命を懸けて力を合わたというエピソードは、
悲しいことですが、どれだけ日本と韓国の友情に貢献したことでしょう。


それにしましても、
今月16日には、目白駅ホームから視覚障害の方が転落死するなど、
駅のホームからの転落事故がつづいております。
駅ホームの「ホームドア」の普及が急がれます。


コメント

2011年01月25日 23:59

Tちゃんへ

きょう、K軒のオバサンから、
貴女が、旅立ったことを聞きました。

あまりにも突然のことで、暫く言葉が出てきませんでしたが、
きょうは、貴女が毎日読んでくださっていたという、このブログで、
貴女への手紙を書こうと思います。

むかしからの知り合いだったのに、
貴女とお話ししたのは、一回だけでしたね。
去年の秋でしたっけ?

そのときに、わたしのブログを毎日読んでくださっていると、聞きました。

他愛のない会話でしたが、
あのとき、わたしは貴女に、「今度、ブログにコメントをくださいね」と、
お願いしましたよね?

貴女も、「ハイ!」と応えてくださいました。


一昨日、
若い人たちのお芝居を観ました。

シェークスピア作品をベースにしながら、
現代の社会や政治やリーダーを描いた、骨太いお芝居でした。

正面から、現代の閉塞感や混沌を描いていて、好感をもって拝見しましたが、
その中で、現代の若い女性二人が、舞台に仰向けに寝ながら、

「逃げたーい!」「逃げたーい!」「逃げたーい!」

と叫ぶ場面がありました。
いまは、あの絶望感を多くの若者が感じている時代なのかもしれません。

しかし一方で、
「アーメーマー」とおどける60過ぎたオッサンが、
地球を一周してきて、「この国は、素晴らしい」と言ったんですよ。
貴女にも、彼のゴールを見せたかったなぁと、思います。


ところで、Tちゃん、
コメント、待ってます。





想像力

2011年01月24日 18:13

想像する機能というものは、
勝手に想像が出来たということがないわけで、
想像力という力を使って、動かさないと機能しないのですね。

その、想像力を働かせるエネルギー源は、
“興味”だと思うのですが、いかがでしょうか?

人間、興味をもつ分野や範囲があるわけでして、
このブログを訪ねてくださった皆様も、
このブログに書かれた内容に、ご興味をもってくださったから、
いま、ココをお読みくださっているのでしょう。

お読みになって、ご興味の分野でなかったり、
範囲内ではなかったりした場合は、
既に、ココのところまで読まれずに、
他のサイトに行ってしまわれたことでしょう。

さて、なんのハナシかと申しますと、
わたしは、間寛平さんにも、アースマラソンにも、
正直に言って、あまり“興味”が、なかったのであります。
したがって、“想像力”を働かせることもなかったんですね。

アースマラソンに関しては、
当然、出発されたときから知っておりました。
そして、この約2年間の折々で伝えられた報道も覚えがあります。
しかし、なぜかテレビのイベントの範囲というイメージしかなく、
24時間テレビのマラソンの延長、くらいの捉え方しかしていなかったのです。
御免なさい、24時間テレビの100キロマラソンだって凄いことですけどね。

しかし、
たまたま、ゴールを果たされた後の間寛平さんの記者会見の様子を見て、
途端に“興味”をもったのでした。

記者の「2年間、日本を離れていて変わっていたことは?」という質問に彼は、

いろんな国を見てきて、日本の素晴らしさにビックリしました。
こんな幸せな国に住んでて、なんでこれまで贅沢ばっかり言うてたんかなぁって・・


こう応えたのでしたが、
このコメントには、心動かされましたよ。

そして、その“興味”から、
彼がアースマラソンに出発するまでにしていたこと、
そして、出発してからの様々な困難・ご苦労、
それをサポートされたご家族の皆様やスタッフの方々のことを識るにつけ、
様々にわたしの想像力が機能しまして、
こりゃ・・とんでもない快挙なんだなぁと、認識したのであります。

遅い!・・・ですよね。

想像出来ないというのは哀しいことです。
寛平さんは、一日平均50キロの道のりを毎日のように走ったそうなのですが、
“興味”から“想像力”を働かせて“想像”してみると、
初めて見えてくるものが、ありますよね。

さて、地球一周を成し遂げたにもかかわらず、
休まず、各テレビに出演がつづく間寛平さんですが、
恐るべし吉本興業!といったところでしょうか?

<間寛平さんの出演番組>
24日深夜11時55分~「痛快!明石家電視台」(毎日放送)


水天宮様へお礼参り

2011年01月23日 18:56

人形町水天宮

きょうは、人形町に在ります、
水天宮にお参りしてきました。

わたしは、ちょうど一年前のきょう、
初孫の誕生を控えて、安産祈願のお参りをしましたので、
きょうは、わたしのお礼参りです。

日曜日とあって、混雑を予想しておりましたが、
きょうは、戌の日でない(今月の戌の日は、7・19・31日)ためか、
あまり人出はありませんでした。

まず、手水舎で交互に両手と口を清め、社殿に向かいます。

社殿の前に立ったら、お賽銭を納めて、鈴紐を引き、神様をお呼びします。

礼をして、拍手を打ちます。

心の中で、「かしこみ、かしこみ、申す」と唱えます。

そして、孫が無事安産で産まれてくれたこと、
これまで、健やかに育ってくれていることに感謝し、お礼を申し上げました。

子宝いぬ

社殿に向かって、手前左側に「子宝いぬ」が祀られています。
親子の犬の周りに、十二支の干支の文字が、玉に一文字ごとに描かれています。
まず自分の干支の文字の玉に触ってから、親子の犬を撫でて拝むと、
子授け・安産のご利益があると謂われておりますが、
きょうは、同じ作法のあとで、お礼を申しました。

子宝犬

去年、この水天宮御子守帯 (みすゞおび)を頂きました。
御子守帯は、安産のお守りです。

社殿の前にある、神様をお呼びするために鳴らす鈴。
そこに下がっている鈴紐を「鈴の緒」というのだそうですが、
月に一度は新しい物と交換する際に、旧い紐を腹帯に使った人がいて、
安産に恵まれたとういう故事から、以来安産のお守りとされたのだそうです。

頂いた御子守帯は、赤ちゃんの肌着にしたりして使ってもよいのだそうですが、
使わなかった場合は、お焚き上げしてくださるそうです。

また、あらためて、御子守帯を持って、
息子K夫婦と孫のC を連れて、お礼参りに伺いたいと思っております。

そのついでに、
親子丼とか、すき焼きとか、おせんべいとか、たい焼きとか、
人形町のお楽しみは、事欠きません。

水天宮本殿



二重被爆者を笑う者

2011年01月22日 14:26

一昨日、NYのゆみさんからメールが届きました。
またしても、灯台下暗し、日本の情報が逆流です。

以下、そのメールの一部です。

まだまだ寒さの続くニューヨークです。

昨日東京から朗報が届きました!

2007年第1回ニューヨーク平和映画祭で、
ドキュメンタリー映画「二重被爆」を上演しましたが、
昨年11月に完成した続編「二重被爆~語り部・山口彊の遺言」が、
今年7月から全国公開になったというニュースが届きました!

そしてこの映画を来る3月11日(金)から始まる、
第4回ニューヨーク平和映画祭にて上映致します!(英語字幕付)


NYのゆみさんが朗報だとおっしゃるのは、
広島と長崎で原爆に直接被爆され、昨年1月4日に93歳で亡くなられた、
長崎市の山口彊さんを追ったドキュメンタリー映画
二重被爆~語り部・山口彊の遺言」が、
今年7月から全国公開されることが決まったことです。
東京、京都、大阪、広島、長崎で上映が予定されているのだそうです。

私も去年、この映画のプロデューサー兼監督の稲塚秀孝さんからご招待頂き、
試写会で、この映画を拝見しました。
その後、山口彊さんがお書きになったご本も読ませて頂きましたし、
稲塚さんに送って頂いて、これまでに放送された、
各テレビ局製作のドキュメンタリー番組も見せて頂きました。

稲塚プロデューサーは試写会のときから、
今年の夏から日本各地での上映会を募っておられましたから、
それが実現するということで、喜んでおられることでしょう。


さて、そんな喜ばしいメールを受けとったばかりなのに、
昨日、こんな報道に接しました。

それは、イギリスのテレビ局BBCが去年12月に放送したバラエティー番組で、
二重被爆した山口彊さんを「世界一運の悪い男」と紹介して、
聴衆の笑いを誘ったというのです。
この件で、在英日本大使館がBBCと番組制作会社に抗議したという趣旨の内容でした。

この報に接し、怒りよりは悲しみの情が優先しました。
BBCの番組の出演者や制作者、またその聴衆を批判することは簡単です。
しかし、日本人でも「二重被爆」のことを、どれだけの方が認識しているでしょう?
そして、山口彊さんのことも知らずに、二度被爆しながら93歳まで生きられた、
ということを誤解する向きもあるようです。

それに、日本のバラエティー番組が、
他国で起こった不幸な出来事を、面白おかしく扱ったことは無かったでしょうか?
他の民族の文化を、興味を超えて異常扱いしたことは無かったでしょうか?

知らぬということは、恐ろしいことです。
そんな意味で、二重被爆者をBBCが笑った理由を理解しない限り、
いまだに二度の原爆投下は正義の選択であったと信じる人々のことを知らない限り、
日本の被爆体験もまた、世界に理解されないのかもしれないと思って、
憂鬱になりました。


山口彊さんは、ご著書の最後にこう書いておられます。

迷いは常に自分の内にある。
だから、ファイティング・スピリッツが大事なのだ。
ファイティング、戦うとは、人を殺めることや人に勝つことを指すのではない。
困難なことがあってもなお自らを奮い立たせて生きる。
「生きる」ことそのものが戦いなのだ。


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第一声

2011年01月21日 17:00

元旦に初日を明けました、「坂東玉三郎特別公演」も、
昨日20日に、無事千穐楽を迎えました。

なんでも、歌舞伎公演で元旦に初日を明けたというのは、
とても珍しいことなのだそうで、
特に関東では、昭和21年の元旦以来65年間なかったことなのだそうです。

息子Kが演じさせて頂いた「壇浦兜軍記」『阿古屋』の榛沢六郎というお役は、
お芝居が始まって、最初にセリフを発するお役目ですが、
元旦初日早々に、歌舞伎の第一声を発することが出来て、幸せ者だと思います。

息子Kが、そんな貴重な経験をさせて頂きましたのも、
松竹株式会社の各位、そして坂東玉三郎丈のお蔭だと、思っています。

そして今回、突然の公演変更にもかかわらず、ご観劇にお出でくださった皆様、
また、いつも息子Kを応援してくださっている皆様に、
あらためて、お礼を申し上げます。
有り難う、御座いました。


きょうは、息子Kも今年になって初めての休暇を家族と楽しんでおりますが、
来月は、今月と同じルテアトル銀座で公演される、
『二月花形歌舞伎』の昼の部と夜の部に出演させて頂きます。(2月1日初日)

■昼の部 「於染久松色読販お染の七役  

お染・他 市川亀治郎   鬼門の喜兵衛 市川染五郎

■夜の部 「女殺油地獄

河内屋与兵衛 市川染五郎   お吉 市川亀治郎

ルテアトル銀座2月公演



コンピュータの反乱

2011年01月20日 18:23

以前からお伝えしておりますように、
わたしのパソコンが、すごく重くなっております。
100キログラムちかく・・・いやいや、そんなに重くはないのでありますが、
電源を入れてから、スムーズに動くようになるまでに、30分以上かかることもあります。

いまもパソコンの機嫌を気にしながら、こうしてブログを書いております。

あまりにも動きが遅かったりいたしますと、イライラしましてキーを連打したり、
「このぉー!いいかげんにせんかい」なんて叫んだりしております。
まるで、パソコンにも意思があるような気がしておりまして、
知らず知らずのうちに擬人化して捉えております。


息子Yが帰国しておりますので、
みてもらいましたが、どうも原因は判らないようです。

デスクトップに沢山のアイコンを置いておくのがよくないんじゃないか?
容量がいっぱいなんじゃないか?
ウィルス対策用ソフトが入っているからじゃないか?
と、さまざまな原因を考えたのですが、
息子Y曰く、デスクトップのアイコンも少く文章だけだし、
容量はまだまだ余裕があるし、
ウィルス対策用ソフトだけで、こんなに重くはならないだろうということでした。

しいて言えば、パソコンの寿命なんじゃないの・・・と云うのです。


むかし、
コンピュータ(ロボット)が人間に反乱を起こすというフィクションを考えました。
コンピュータが、人間の意思に反して勝手に動き始めてしまうという内容なのですが、
やがて、現実にコンピュータをどうしても人間が制御できないような事態を招く時代が、
やってくるのではないかという気がしたからであります。

しかし、もしそんな事態が起こったら、どうしたらよいのでしょうね?
起こらないとも言えませんよぉ。 

わたしなら、そんなとき、
コンセントを引っこ抜きますが・・・ 






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