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「百枚めの写真」

2010年12月08日 23:59

太平洋戦争開戦の日、12月8日です。

1941年12月8日、日本時間の未明、
イギリス領マレー半島東北端のコタ・バルに上陸し奇襲。
ハワイ、オアフ島のパール・ハーバーのアメリカ軍基地に奇襲。

太平洋戦争は、この日から1945年8月に戦争が終結するまでの4年間に、
数千万人とも言われる戦死者を出した歴史的大戦争でした。

今年は、NHKの大河ドラマ「龍馬伝」が話題になりました。
司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」もそうですが、
日本人は坂本龍馬が大好きだと思われます。

しかし、
龍馬や志士たちが目指した開国大政奉還を経て、明治維新に舵をとった日本丸は、
世界の帝国主義の時代に、自身でも富国強兵や産業の近代化を目指し、
日本帝国主義に邁進した結果、12月8日という日を“必然的”に迎えてしまいます。

“必然的”という言葉に、違和感を覚えられる方々もいらっしゃると思いますが、
お許しください。

しかし、どんな正義や理由があったとしても、
1941年の12月8日の“必然”を繰り返してはいけません。

百枚めの写真

奇しくもきょうは、かみさんと、
新宿の紀伊國屋ホールトム・プロジェクト プロデュース
百枚めの写真」というお芝居を観に行ってきました。

先輩のふたくちつよしさんが書いた作品です。

以前、ふたくちさんが、シベリアに抑留された方たちのことが書かれた
辺見じゅんさんのノンフィクション「収容所から来た遺書」を原作とした
ダモイ」というお芝居を書かれたときには、
私も資料提供など、少しだけお手伝いをしたのですが、
それ以来の戦争にまつわるノンフィクション原作の作品です。

どこの国の人々にもあったであろう、家族。
その家族が、戦争によって引き裂かれた物語。
何千万人もの人々が死に、何億人もの人々が泣き、
そして遺された家族の写真・・・。


未来と自分は変えられても、過去と人は変えられない。

でも、

あの日、あの時代の人々に話しかけるとしたら?

「出かけるのをやめなさい!」




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