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歴史的奇跡の瞬間

2010年10月13日 20:01

きょうは、全世界のブロガーがこの話題を書いていることでしょう。

チリのサンホセ鉱山の落盤事故現場で、
地下にとり残された33人の救出作業が始まりましたね。


ところで、大多数の日本人にとってチリと謂えばワインなのだそうですが、
チリは、鉱業国でもあります。

昔からワインと鉱物が、チリの輸出の主軸を担ってきました。
チリには大規模なブドウ畑がたくさん有りますし、
様々な鉱物が採れますが、銅の産出量は世界一なのだそうです。


以前、チリの歴史の一部について書いたことがありましたが、
ワインも銅も、かつてはその利権を一部の資本家や地主たちが握っていました。
大規模な農地をもつ大地主や鉱山をもっている資本家の反対を押し切って
農地解放をし、鉱山を国営にしたアジェンデ大統領は、
チリの9.11と謂われる1973年9月11日に起こった軍事クーデターによって倒れました。
以後、軍事政権を布いたピノチェト将軍による軍事独裁体制下で、
農地はまた、農民の手から大地主の手に戻ってしまったのでした。

それだけでなく、
かつてアジェンデ大統領を支持していた人びとは、
何万人もが虐殺され、何十万人もが強制収容所に入れられたり拷問を受け、
百万人もの人びとが祖国から亡命したのでした。

現在は、民政に移管され、民主化されたはずのチリではありますが、
今回の事故の原因が、旧式の設備の改善を行なわなかったオーナーたちと、
その監督責任があるにもかかわらず、役所と役人が企業と癒着し、
指導を怠ったからだとも謂われている、ということを聞くと、
私には、チリにはまだピノチェトの亡霊が彷徨っているような、
そんな気がするのでございますよ。


さて、きょうの日本時間午後0時11分、最初に救出された人が地上に到達した
歴史的な奇跡の瞬間を、わたしも、孫のCといっしょに目撃しました。

10月13日歴史的瞬間

でも、Cは忘れちゃうんだろうなぁ・・・

10月13日笑顔



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