FC2ブログ

「たぬき」

2019年11月28日 17:18

歌舞伎座公演12月

11月25日、
新橋演舞場のスーパー歌舞伎Ⅱ「新版 オグリ」が
無事、千穐楽を迎えることができました。

ご覧いただきましたお客様、ありがとうございました。

来年は、博多座と京都・南座公演もありますので、
お近くの皆さまにご覧いただければ幸いです。


さて、
弘太郎は、歌舞伎座「十二月大歌舞伎」昼の部、
大佛次郎 作 石川耕士 演出 市川中車 主演
「たぬき」に出演いたします。

宜しくお願い致します。


スポンサーサイト



「冀望の街」

2019年11月21日 23:59

「冀望の街」

まいこが、
久しぶりに舞台に登場するというので、観に行った。

グループK第12回公演「冀望の街」 於:中野あくとれ

台東区と荒川区にまたがる日雇い労働者の街「山谷」は、
僅かな冀望(希望)を求めて生きてきた人々の心の寄せ場。


この芝居が、いまのわたしには重い。
身につまされる・・・。


OGURI

2019年11月05日 23:59

新橋演舞場

きょうは、新橋演舞場。スーパー歌舞伎Ⅱ「新版 オグリ」を観た。

説教節の「小栗判官」、歌舞伎の「小栗判官」、
三代目猿之助丈が創ったスーパー歌舞伎「オグリ」を基に、
「新版 オグリ」は、四代目猿之助丈の世界を描いている。


言ってみれば、この芝居は「人生とは何ぞや」、「人は如何に生くべきか」の芝居だ。

人並外れた武勇を誇る人気者の「オグリ」は、英雄だがはみだし者だ。
その「オグリ」は、秩序を乱して己の正義を振りかざして通してしまう。
地獄に堕ちた「オグリ」は、閻魔によって病に苛まれた者として此岸に戻される。

醜く汚れた障がい者として、善意の者たちに車を引いてもらいながら旅をつづける。
差別を受け尋常ならざる虐待を受けながら、苦難を乗り越えて熊野詣でを目指す。

三代目が丁寧に描いたこの“旅”の場面が踏襲されていた。

家康も言っているとおり、
「人の一生は重荷を負うて、遠き道を行くが如し」だ。

だが、人はどうして“重荷を負うて”生きるのだろう?
様々な不幸や困難や悲しみの“重荷を負うて”、死んでゆくのだろう?

救いは、救われることはないのか?

10月6日から始まったこの芝居を観て、つくづくそう思った。

オグリ


ブリリアホール

2019年10月26日 19:35

ブリリアホール

豊島区は、公会堂を壊して新しい劇場群を建てた。

その代表的な劇場が
ブリリアホールだが、正式名称は「東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)

きょうは、そのブリリアホールの杮落とし公演の一つ、
としま区日本舞踊家集団による日本舞踊公演「華麗なる彩り」が上演された。


ところで、
行政が作った劇場によくあることだが、建物ばかり贅沢で立派で豪華というヤツ。
使う制作者やスタッフや実演者の使い勝手が後回しになって、使いづらいというヤツ。

一部の客席から舞台の一部が観えなかったりするとか、
座席のシートが豪華過ぎて、上演中に観客が眠くなってしまうとか、
女性トイレが少なくて、短い休憩中長蛇の列になりやすいとか・・・。

この劇場も、
稽古中に「楽屋に敷く“定敷”を貸してください」と劇場の人に頼んだら、
「舞台に敷く“定敷”は有りますが、楽屋用はありません」と断られたのだとか。

“定敷”というのは、畳表のようなゴザの敷物。
舞台袖や楽屋などで着替えるときに敷いて使う。

後から、改善されて借りられたのだそうだが、“定敷(じょうしき)”に舞台用も楽屋用もない。
日本舞踊の支度をするのに、楽屋に畳が無ければ“定敷”を敷くのは“常識”なのだ。

きょうも「タバコが吸えるところはありますか?」と訊いた知人がいたが、
「駅前に喫煙所が在りますから、そちらで」と言われたという。

事程左様に、新しい劇場が建っても、不便なことはつづく。

「仏作って魂入れず」という言葉があるが、立派な建物は出来た。
これが“真の劇場”になるかどうかは、劇場と制作者とスタッフと実演者次第だ。

ブリリアホール舞台


「春でもないのに」

2019年10月25日 23:59

春でもないのに

1991年に、
「世界こどもサミット」というイベントが代々木第二体育館であった。

日本・アメリカ・ソ連のこどもたちが集い、
当時人気絶頂だった若花田・貴花田、野球界の長嶋茂雄氏、サッカーのペレ氏など、
スポーツ界のスターたちが集まった。

そして、日ソ首脳会談中だったソ連のゴルバチョフ大統領と海部総理が、
サプライズ登場した。

そのイベントの開会宣言を、中村屋の勘太郎(現・勘九郎丈)・七之助“ちゃん”たちがやり、
わたしは、そのお二人のアテンドをした。

客席では、かみさんと二人の息子も観ていた。

そのイベントの演出が劇団鳥獣戯画知念正文さんで、わたしは演出助手だった。

28年も前のことだ。


さて、
きょうは、その劇団鳥獣戯画公演「春でもないのに」を観に行った。

知念さんは、
相変わらず作・演出・振り付けと出演をして、今回はギターを弾き歌っている。

舞台監督のNさんは、むかし何本も演出部の仕事をいっしょにやった仲だ。

だから観に行ったということもあるが、
うちのメロンパン屋の店長がゲストでギターを弾いて歌うというので聴きに行ったのだ。

“俳優でもないのに”・・・

知念正文




最新記事