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「タナコフの女たち」

2018年11月10日 19:50

タナコフの女たち

友人である女優が、
劇作家と演出家に頼み込んで出演を果たしたという舞台、
M´sサテライト公演「タナコフの女たち」を観てきました。

なるほど女優が出演立候補するだけのことはある作品です。

但し、うちのカミさんには、
この芝居の設定に酷似しているロシア文学者だった伯父の家庭があります。

伯父は随分前に亡くなっていますが、
従姉妹の姉を、うちのカミさんが5年前に看取りました。

そして、
伯父の前妻で、従姉の実母でもある伯母の相談にも乗っています。

世の中には、簡単には割り切れない関係というものがあるものです。

わたし自身も、この芝居は身につまされちまいました。

「タナコフの女たち」
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「琥珀の中の虫」

2018年11月08日 18:04

「琥珀の中の虫」

きょうは、
中村まり子さんと先輩の井口恭子さんが出演している、
パニック・シアター公演「琥珀の中の虫」を観てきました。

例によって、芝居の感想は書きません。


さて、
芝居の題名にもある「琥珀(こはく)」ですが、
宝石だから鉱物かと思っていましたが、化石なんですね。

少なくとも数千年前の有史以前の樹液などに含まれる樹脂が、
堆積して固まった物が琥珀なんだそうです。

元が樹液ですから、中に虫などが混ざった琥珀もあるのだそうです。

死して何千年何万年もの時間、
琥珀の中で眠りつづける虫の気持ちを想像してしまいました。

パニック・シアター「琥珀の中の虫」

では、わたしだったら何という虫でしょうか?

獅子身中の虫?・・・

夜盗虫?・・・



法界坊

2018年11月06日 23:59

歌舞伎座稲荷大明神

地下鉄「東銀座駅」の改札を出ると、
GINZA KABUKIZA地下2階の「木挽町広場」に直結しています。

広場からエスカレターで地上に上がると、其処にお稲荷さんが祀られていますが、
歌舞伎座に来たときには必ずお詣りさせていただきます。

「歌舞伎稲荷大明神」というお稲荷さんで、歌舞伎座を守護しています。
興行の安全と大入り満員、観客と舞台関係者の平穏無事を護っています。

また、
歌舞伎座の楽屋にも「歌舞伎座稲荷大明神」をお祀りした神棚が在りまして、
楽屋口を出入りする役者や舞台関係者がお詣りしています。

ついでに申し上げますと、
御朱印や御朱印帳は、歌舞伎座タワー5階の「お土産処 楽座」で頂けますよ。

法界坊

さて、
本日は歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」夜の部を観に行ってきました。

隅田川続俤(すみだがわごにちのおもかげ)、
通称「法界坊」に出演している息子の初役を観るためですが、神頼みの心境でした。


「いつかの涙を光にかえて」

2018年11月02日 23:59

いつかの涙を光にかえて~統合失調症の兄とトイピアノ~

このコンサートを拝聴しに文京シビックホールに行ってきました。


これは光。光の音だ。

統合失調症となった兄。壊れかけた家族の絆。
 トイピアノがもたらした奇跡。再び動き出した兄との時間
  「音楽は心の旅」をテーマに音楽事務所「音旅舎」を設立して10年。
   家族の再生と希望の絵本『いつかの涙を光にかえて』の出版と
    音楽家として再び兄と向き合った畑奉枝が贈る魂のコンサート。


友人から届いた公演のチラシには、こう記されていました。

その友人が、
演出と舞台コーディネートとナレーションを担当する公演のチラシです。

トイピアノというものもよく知りませんし、絵本もまだ拝読しておりませんが、
“壊れかけた家族”という文言に反応しました。

友人でも親類でも、そして夫婦でも家族の関係でも“壊れる”ことはあります。

その関係が“修復”できないこともありますが、“壊れかけた”のでしたら、
まだ“希望”はあるわけです。



番頭長九郎

2018年10月31日 18:59

去年10月の新橋演舞場公演スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」で不慮の事故に遭い、
左腕を骨折した四代目市川猿之助丈がカーテンコールにサプライズ登場してから、
昨日で一年が経ちました。

猿之助さんのサプライズは、やがてミラクルになるのだろうと思っておりましたが、
その快復の早さは奇跡的でした。

さて、その市川猿之助さんが主演を勤める、
来月12月の歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」夜の部「法界坊(隅田川続俤)」で、
猿之助さんは勿論ですが、中村歌六さんと息子が共演させていただくことになりました。

うちのカミさんは、中村歌六さんを昔から「おにいちゃん」と慕っている間柄で、
歌六さんの、亡くなられたお母様やお祖母様の小川ひなさんにも可愛がって頂きました。

そんな関係でしたから、
2歳だった息子を連れて、スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」の初演を観に行ったことが、
息子の歌舞伎好きのキッカケとなり、歌舞伎役者になる起点になりました。

むすこ曰く、「それでも苦節10年かかった」というものの12歳で歌舞伎役者にして頂き、
現在に至るワケですが、「法界坊」では番頭長九郎というお役を勤めさせていただきます。

番頭長九郎は、
法界坊(猿之助)と組んで恋敵の手代・要助(中村隼人)を陥れようとする悪党なのですが、
吉田家の旧臣・道具屋甚三(歌六)に痛めつけられてしまうというお役です。

なんでも、
幹部俳優や中堅どころが担うお役なのだそうで、若い長九郎は珍しいのだそうです。

そんな難役を息子がどう演じますやら、歌六さんとの共演と併せて楽しみであります。

明後日11月2日初日

2018年「吉例顔見世大歌舞伎」



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