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信仰の動機

2022年08月07日 22:25

弾圧


今夜も大河ドラマを観て思ったことだ。

この国に仏教が伝来したのは飛鳥時代だったというが、国を守るという役割を担っていたという。奈良時代から平安時代には権力者が国策として仏教を採用し朝廷を中心に信仰が広まる。

但し、仏教が海外から伝来したこともあって“経典”をどう読むか翻訳するかという知識と学術的な側面も持ち合わせていたから、平安時代くらいの仏教信者は、すべからく貴族階級などの知識層であった。しかし鎌倉幕府の時代になり武家に権力が移行すると、仏教も武家や庶民へと広がっていった。

平安時代の仏教は護国鎮守のための役割を担ってた天台宗(比叡山延暦寺)や真言宗(高野山金剛峯寺)等は、民衆救済を目指してはいなかったらしい。

だが、平家が滅亡し鎌倉幕府の時代に入るころ、騙し騙され親子や一族郎党であっても裏切り合って戦が行われたことで、後ろめたさを感じたであろう権力者たちが次々に西関東から伊豆にかけて神社仏閣創建するようになる。
また数多くの天災が起きたことも武士や庶民たちを不安にしたことだろう。そんな武士たち庶民たちの需要に応えて在世に苦しむ人びとの救済を目的とした新興宗教・宗派が続々と生まれた。所謂、現在では鎌倉仏教と呼ばれる、浄土宗浄土真宗時宗日蓮宗臨済宗曹洞宗などである。

その鎌倉時代の政権を握った武士たちから特に信仰を集めたのが「臨済宗」と「曹洞宗」などの「禅宗」だ。
禅宗は厳しい戒律や豊富な知識も必要としないでも、座禅を組むことで精神統一し内省することが出来るとされ、座禅によって悟りの境地にたどり着くことが出来るというのが武士の気風に受け容れられたと考えられるという。

だから、日本人観光客やインバウンド観光地としても人気であった鎌倉辺りに在る神社仏閣などは、ほとんどそういった権力者の後ろめたさという動機を背景を持っていることだろう。そういった意味では京都も奈良も同じだろうが。


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8月6日の朝、さえずり

2022年08月06日 08:52




8時15分から線香を焚きながら黙祷していたら聴こえてきた鳥のさえずり。

毎年、8月6日と9日になると広島と長崎のことを話題にするが、当事者にとっては77年間という、わたしには想像も出来ない計り知れない時間だ。



虹の橋

2022年08月05日 17:47

猫


「Rainbow Bridge 」
When an animal dies that has been especially close to someone here, that pet goes to Rainbow Bridge. There are meadows and hills for all of our special friends so they can run and play together. There is plenty of food, water and sunshine, and our friends are warm and comfortable. All the animals who had been ill and old are restored to health and vigor. Those who were hurt or maimed are made whole and strong again, just as we remember them in our dreams of days and times gone by. The animals are happy and content, except for one small thing; they each miss someone very special to them, who had to be left behind. They all run and play together, but the day comes when one suddenly stops and looks into the distance. His bright eyes are intent. His eager body quivers. Suddenly he begins to run from the group, flying over the green grass, his legs carrying him faster and faster. You have been spotted, and when you and your special friend finally meet, you cling together in joyous reunion, never to be parted again. The happy kisses rain upon your face; your hands again caress the beloved head, and you look once more into the trusting eyes of your pet, so long gone from your life but never absent from your heart. Then you cross Rainbow Bridge together.

「虹の橋」
貴方の傍で暮らした動物が死ぬと、その動物は虹の橋に向かう。 そこには草原の丘があり彼らの仲間といっしょに走ることが出来いっしょに遊ぶことが出来る。そこには多くの食べ物と水と太陽の光があり、彼らは暖かく快適だ。患ったり齢をとったすべての動物は健康と力を取り戻している。貴方が元気だった頃のことを覚えているように、彼らも傷ついたり弱った身体を健やかに取り戻していて走り回って幸せに暮らしているのだが、ふと想い出す小さな気がかりがある。遺してきた貴方のことだ。
しかし、やがて彼らは貴方を発見してくれる。貴方たちは喜びに満ちて再会し二度と離れることはない。そして貴方たちはいっしょに虹の橋を渡る。


ペットを飼った人々の間では有名な詩?というか散文?がある。

Rainbow Bridge虹の橋)」というのだが、作者は不明だ。
しかし、著作権もあるのでネットの翻訳アプリの力も借りながら、要約して訳してみた。

何処の国の人が、どういった信心から描いたのか判らないが、此岸(この世)と彼岸(あの世)を信じるからこそだろう。

信仰や信心がなくても、生きているとそう想うことで支えられ救われることがある。
大事なのは、この世には人智の及ばないものがあるというパラドックスを自覚することだろう。

別の言い方をすれば、この世で出逢った者同士はあの世でも再会することが出来る。
それを他生の縁と言う。





らっきょうと梅干し

2022年08月04日 16:31

らっきょう と梅干


妹が、手作りのらっきょうと梅干しを贈ってくれた。


地域の人たちやこどもたちが気軽に集まって遊んだりお茶を飲んだり習い事をしたり出来るあつまり処「わのや」を主宰しながら、図書館でこどもたちに読み聴かせの会をつづけたり、むかし自身が入院した藤田医科大学病院に通って、難病で入院しているこどもたちに読み聞かせや工作を教えたり、病棟スタッフといっしょに見守りの代行をしたり、病院と協働してボランティア活動をしている。また、時季のテーマを決めて病棟の壁の飾りつけなどしている。

家に帰れば、福祉の専門家なのかタップリンというパフォーマーか判らないパートナーと、二匹の猫と遊び、一匹の犬を介護している。

その上、家の前に畑を作って野良仕事を楽しむ。

そうやって作った野菜を採って食卓に乗せて生活している。
そんな風に生きているから、豊かな人生を送っている。

時々、わたしにそのお裾分けをしてくれるのだ。


美佐子さんと徹子さん

2022年08月03日 17:10

渡辺美佐子さんと黒柳徹子さん

久しぶりに「徹子の部屋」を観た。
ゲストは渡辺美佐子さんたった。


余談だが、現在「徹子の部屋」のプロデューサーは、ジャーナリスト・田原総一朗氏の長女である田原敦子氏だ。ユニセフ親善大使でもある黒柳さんと共にアフリカ各地の難民キャンプなどを取材して得た経験も、若くてブロデューサーに抜てきされた理由だろう。

だが、わたしが吉田名保美事務所(黒柳徹子さんの事務所)に勤めていた頃のブロデューサーは別の方だったが、やはり女性だった。

黒柳さんは、
女優、タレント、司会者、エッセイスト、ユニセフ親善大使社会福祉法人「トット基金」理事長、社会福祉法人「あゆみの箱」理事、日本ペンクラブ会員、世界自然保護基金ジャパン顧問、ちひろ美術館・東京館長、東京フィルハーモニー交響楽団副理事長、日本チャップリン協会名誉会長、そして日本パンダ保護協会名誉会長でもある。

わたしが勤めていた年月は短いものだったが、芸能界のこと、人としての生き方について、車の運転では都内の経路や車線の選び方まで教えていただいた。


一方、渡辺美佐子さんは、
俳優座養成所(第3期生)出身で、舞台・映画・テレビドラマで活躍し1982年に井上ひさしさんの戯曲「化粧」、後の「化粧 ー二題ー」を始め、以後ライフワークとして長年全国で上演されフランスやアメリカなど海外公演も行われた。  

わたしも地人会の制作者だったときに何度か「化粧 ー二題ー」を担当し、旅公演で全国各地に行った。2010年、既に地人会を辞めていたが座・高円寺での最後の舞台も観ている。通算上演回数は648回だ。

それから地人会の朗読劇「この子たちの夏」公演も制作担当し、美佐子さんと各地を巡演した。
朗読劇「この子たちの夏」は、広島・長崎で被ばくされたこどもたちや母親たちが書き残した文章を、六人の女優が朗読するというものだ。
地人会が活動を止めると「夏の会」の創立メンバーの一人として被ばく体験された人たちの文章を「夏の雲は忘れない」という朗読劇にして公演していたが、2019年を最後に「夏の会」は活動を終了した。

先日は、美佐子さんが松井須磨子役で出演した宮本研さんの名作「美しきものの伝説」俳優座劇場に観に行ったが、美佐子さんはこの公演をもって「舞台女優」としての活動を終了すると発表した。


徹子さんからも、美佐子さんからも大切なことを教えていただいた。
ごいっしょしたときの想い出も大切にしたい。

御二人の年齢を考えれば、わたしたち世代の親の世代だ。



音か声か

2022年08月02日 07:49

セミ捕り


今朝はミンミンゼミが喧しく鳴き夏らしい朝だった。

「ミンミンゼミが喧しく鳴く」と書いたが、多くの昆虫は口から声を出しているわけではなく羽をこすって“音”を出す。
だが、蝉は腹をこすって鳴らす摩擦音を腹の鼓膜という筋肉で振動させることで空気が共鳴して“音”が鳴っている。
科学的に言うなら“音(おと)”なのだ。

それを人間は「閑さや岩にしみ入る蝉の声」という句ように「声」と表現してきた。

人々は、秋の虫たちのことも、“鳴く”とか“音(ね)”と表現してきた。

虫だけではない。
古今東西の多くの楽器も音(ね)と表現するし、人間を指す「本音」「弱音」という表現もある。

平家物語でも「祇園精舎のかね(鐘)のこえ(声)」といように物理的な音(おと)を、「音(ね)」とか「声(こえ)」或いは「聲(こえ)」と表現する場合があるのだ。

だが、「あれは翅と翅の摩擦音だ」として、「虫の音(おと)」だと主張する人がいる。
同様に、「的を得る」は誤用であって「的を射る」が理に適っていると主張する人もいる。
確かにその通りだろう。

だが、「虫の音(ね)」でも「虫の音(おと)」でも、使いたいように使えばいい。
「的を射る」でも「的を得る」でも、使いたい方を使えばいいと思う。

わたしは、学者・研究者でもないので。


猛暑報道

2022年08月01日 17:13

連日、ニュースの冒頭が、どこそこで最高気温35℃を超えた〇〇℃の猛暑日だったという報道がつづいているが、毎度時間を割いて報道すべきことなのか疑問だ。

気温を観測する百葉箱は設置するときの決まりがある。
・地面から1.2~1.5mの高さに設置すること。
・直射日光や照り返しを受けない風通しの良いところであること。
・近くに建物がない開けた場所で周囲に芝草などが 植えられていること。
・直射日光が差し込まないよう扉は北向きに設置するとなっているから、発表されている気温は百葉箱の中の気温であって、街中のアスファルトの上では遥かに超えた温度だろう。

危険な暑さだと注意喚起する意味は解かるが、暑い暑いの報道ばかりに飽き飽きしている。
猛暑日を夏の風物詩などと謂っていていいのか?この環境を人間は変えられないのだろうか?そういった報道はないのか?
コロナ禍の報道と同様、風通しがワルい!




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