2023年12月04日 12:52
2023年12月03日 10:56

そもそも、金権政治を脱するために制度化された国政政党に対する助成金に問題があるという向きもある。
然るに、政党が何らかの理由づけをしてパーティーを開催するに各方面に、一人あたり2万円ほどらしいがパーティー券を売り回り、政党の収入にするイベントが行われている。
その様子をテレビで垣間見ると、これが会費2万円かと思うような貧相なテーブルが映る。
要は、会費を払うことと政治家たちと交流することが主目的だと想像できる。
会費を払うといっても企業で購入する場合は一組織20万円にして、子会社や下請け会社に振り分ければ何百万円分でも購入可能だ。
では、何故企業・団体がパーティー券を購入するかと云えば、モチロンうま味があるからだと勘繰らなくても判る。
しかも、安作りのパーティーだから何百・何千万円も残るだろう。
残ったパーティー券代から一部パーティー券をノルマ以上に売った議員にはキックバックがあるという。
そのキックバックを収支報告書に記載していれば問題はない(問題はあると思うが)とされている。
しかし、記載していなければ所謂“裏金”ということになり、政治資金規正法に触れる。
きょうは12月3日。
あと十日も経つと臨時国会も閉じる。
一寸先は何が起こるか判らない・・・はずだ。
2023年12月02日 13:58

学生時代のことだが、毎年演劇科の全学生対象に八ヶ岳山麓に在る学園寮に泊まりながら合宿を行っていた。
合宿中に山登りか沢登りを経験するのが恒例だった。
男子学生は山登り、女学生は沢登りだが、女学生でも希望すれば山登りに参加出来た。
その登山だが、目指すのは八ヶ岳連峰の南端付近にそびえる三ツ頭という山だ。
標高2,580m、富士山の6合目と7合目の中間程度の標高で、山頂からは八ヶ岳連峰全体が望める。
わたしが1年生だったときには晴れて登山が決行できた。
しかし、女学生も大勢参加した。
甲斐小泉駅から下った場所に在る寮を出発して天女山登山口まで30~40分だろうか?
登山口から登り始めて頂上の手前に在る前三ツ頭という場所まで急勾配を登るが、慣れた者だったら前三ツ頭まで3時間程で到達するだろう。そこから40~50分尾根を歩き最後に少し急坂を登ると頂上に到達する。
だが、前三ツ頭の少し手前辺りから参加した女学生が多かったこともあって途中で倒れこむ男女学生が何人かいた。
放っておくわけにはいかないし、そこから倒れた者たちだけで下山させるワケにもいかないので、結局皆と一緒に行動させる以外になかったから何人かで何人かを背負って頂上を目指したが、わたしも前三ツ頭の少し手前から友人を背負って登った。
想えば、あのころはそんな体力があったワケだ。
さて、翌年は雨が降って登山は出来なかった。
翌々年は晴れたから登山出来たが、その次の年は雨は降っていなかったが天候がよくないというので登山は中止になったが、わたしの一つ下の期の後輩たちが一年生のときに登山出来なかったので、登山したことのない後輩たちの有志たちが登山したいと言う。ついては経験のあるわたしに引率してほしいと頼まれた。
そこで、わたしを含めて5・6人で登ることにした。
但し、無理をすると危険だから「ダメだと思ったらすぐに言うように」と言って登り始めたのだが、案の定途中から雨になった。
なんとか前三ツ頭までは到達したが、すぐ先に見えるはずの三ツ頭の頂上が曇って見えないし雨が強くなっていた。
後輩たちの体力も消耗していたし体温も低くなっている者もいたので、前三ツ頭から登って来た経路を下山することにした。
夕方寮に到着すると、教師たちから「捜索隊を出さなければならないかもしれないという話が出ていた」と聴いた。
酒盛りしながら、ある恩師が「そういうのを“勇気ある撤退”って言うんだ」と判断を評価してくれた。
さて、中止するのは勿体ない、開催するのも勿体ない大阪万博のことだ。
いま世界の最優先課題は各地で行われている戦争だ。次は地球温暖化だろう。それらについて“知恵を出し合う”とか“脱炭素・温暖化軽減研究の発表”を各国が我が国に集って催すというのなら既に日本各地に在る大型コンベンションセンターなどを使って行えば、経費も安くて各地のインバウンド効果にもつながるだろう。
“勇気ある撤退”
戦争も温暖化もない月はいいな。
2023年12月01日 13:51
2023年11月29日 12:56
2023年11月28日 12:05
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